【テクニカル分析】今週の振り返りと来週の米国相場予想(8/1~)【SP500,NASDAQ100】

テクニカル分析
この記事は約18分で読めます。
ばーにゃい
ばーにゃい

こんにちは!
底辺エンジニアのばーにゃいです!

どうも、ばーにゃいです!
今週はFOMCでの政策金利発表や第2四半期GDPの発表でテクニカルリセッション入とハードな1週間でしたね!
リセッション懸念で株高になるってもう初心者には意味わからんです!!

てなわけで、今週も勉強して正確な予想ができるように頑張っていこうと思います!
それでは来週のSP500やNASDAQ100の相場予想やっていきやす!

移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチ・リトレースメント+出来高+3/10オシレーターと一目均衡表を使用して来週と相場を予想してますので、使い方などに間違いがあったら指摘いただけると嬉しいです!

今週の振り返り

ファンダメンタルズ的観点

今週はFOMCで7月の利上げが発表されましたね。
無難に市場予想通りの0.75%の利上げとなりましたね。

パウエル議長の会見で注目だったのは「ある時点で利上げ速度を緩めることが適切」って発言ですね。
将来の利上げペース減速が示唆されたことが好感されて株価は上昇してくれました。
さらにFOMCの翌日に米国第2四半期GDPの速報値の発表があり、予想を大きく下回る-0.9%を出してしまいましたので、2四半期連続でマイナス成長となり、テクニカル的にはリセッションとなってしまいました。
利下げ示唆+テクニカル・リセッションで本格的に景気後退の懸念が強まり、金利低下(利下げ+QT停止)+インフレ抑制が好感されてFOMC後の株価バク上げに繋がってる模様です。

ただ、「利上げのペースはデータ次第」、「必要であれば大幅利上げに躊躇しない」と発言してるように、インフレの動向次第では利下げしてる場合じゃなくなる可能性があるので要注意です。
というのも、FRBが重要視していると発言したPCEデフレーターでは全然インフレピークを打ってません。
食品とエネルギーを除いたPCEコア・デフレータですら予想より上の結果です。

さらに、インフレ率の上昇を大きく左右するエネルギー価格についても、サウジアラビアに原油を増産しろー!と無茶振りをしていますが、8月3日にOPEC+閣僚会議するから待っとけや!となっていて、なんだかバイデン大統領は袖にされた雰囲気ですし、石油在庫なども減少の一途を辿っているので、いつ値段がバク上がりするかわからない状態です。
そらFRBも今回からフォワードガイダンス出すのやめるねーって言い出しますわな。
こんなエネルギー価格が不安定な状態でフォワードガイダンスなんて出せるはずがないですもん。

アメリカはまだ天然ガスをロシアに首根っこ掴まれてないので良いですが、欧州(特にドイツ)は完全に死活問題になるので、欧州のリセッション入がトリガーとなってアメリカもリセッション入になりそうですね。

現状の株価はうなぎのぼり状態ですが、いずれリセッションの大暴落が来るはずです。
なので、そのタイミングについてを考えていくのがこれから重要なんじゃないかなと思います。

ばーにゃいが現在考えているシナリオとしては下記のような感じですが、まあ当たらないでしょうw

★2022年8月-9月:中間選挙年の8月と9月は株が弱い季節性があるので、8月はFRBのハト派発言、9月は0.25%利上げとサプライズをして持ちこたえる。
→現状の市場予想では9月は0.5%の利上げが有力ですが、8月のFRB年次総会で9月は0.25%くらいが適切やろなーと発言し実際に9月で0.25%の利上げに留める。
0.25%の利上げは正直な話インフレ撃退に全く役に立たないはずですが、どうせリセッションするからええやろの精神で行うと思います。

2022年10月:GDPが一旦盛り返す。利上げも0.25%継続で23年始めには利下げに転じるかもーとうそぶくことでラリーさせとく。
→GDPは非常に精度の高い予測をしているGDPNowで現状は2.1%を予想しているので、おそらくはエネルギー価格が落ち着きを見せて盛り返すものと予想。
また、決算シーズンでも様々な企業でレイオフして人件費削減しているので、そこまで悪いものにならない。

★2022年11月:利上げを一旦停止しますわと宣言をして中間選挙周辺で株価をバク上げさせる。
→市場参加者にリセッションが起きることを織り込ませに入る。
参加者はもちろんリセッションするから利下げになりそうだな!と楽観的になる。

★2022年12月:欧州のエネルギー危機によりアメリカもつられて一緒にリセッションへとまっしぐら、ここで経済緩和すると22年の巻戻りなのであえて利上げすると言い出す。
→冬になり電力・ガス・灯油が必要になるが、欧州はロシアに首根っこを掴まれてる状況なので、深刻なエネルギー危機によりリセッションへと進むと予想。
また、米国も12月2日にある雇用統計の発表で失業率が4.1%を上回る結果を出し、サーム・ルール的にもリセッション判定でつられてリセッションに進むんじゃないかなと思います。
ここで利下げに踏み切ると22年をやり直しが如くで無駄な行為なので、あえて利上げするで!と言い始めると予想。
正直株価もバク下げしてるし、ここで悪材料重なってさらに株価のバク下げが起こるけども完全に経済が壊れるよりええやろの精神。
当然、参加者はビビり散らかしてパニックになりかけるが、パウエル議長が70年代のストップアンドゴー政策を思い出すのです…と脳内に直接語りかけることで株価は致命傷で済む。

と、現状のリセッションへの道筋はこんな感じになるんじゃないかなと予想してます。
ひとまずは11月下旬にピークをうちそうなので、そこらへんでヘッジ対策とかできたら良いなと考えているところです。

ばーにゃい式大底確認のテクニカル分析

既に大底のシグナルは出てましたが、状況に変わりないかテクニカル分析をチェックしていきたいと思います。

TradingViewより作成:S&P500指数チャートを使用してテクニカル分析

今週も陽線となっていて、シグナル点灯からは安値更新などないので、きちんと大底を捉えてる状況が続いてますね。

とはいえ、ファンダメンタルズ要素からは12月くらいから暴落が起きそうな雰囲気がむんむんなんですよね
なので、シグナル点灯後にどうなったらリセットといいますか、新しいベア相場だなと認定するか考えてかないとって感じです。

炭鉱のカナリア(HYG)のテクニカル分析

今週も調整局面・ベアマーケット時なので炭鉱のカナリアであるHYGのテクニカル分析もしていきたいと思います。
※MACDから3/10オシレーターに変更(MACDの期間を3:10:16にしたもの)

TradingViewより作成:HYGチャートを使用してテクニカル分析

HYGの状況を見てみると、週初めは75日EMAに負けて下落してフィボナッチの50%ラインまで下がっています。
ところが、27日以降は上昇基調で75日EMAにフィボナッチの61.8%を上抜いている状況です。

3/10オシレーター的にはゴールデンクロスを組まれていて、シグナルラインにMACDラインが両方とも0より上にあるため、買い基調と思えるのでこれからも上昇を続けてくれそうな感じではありますが、RSI的にはHYGでは基本的に40-60の間を推移するらしいので、少し過熱感があるため来週月曜日も下げから始まるかもしれないです。
とは言え、現状は平行チャネルの下限に沿って上昇を続けているので、月曜日に下限にタッチたらまた反発して上昇を続けてくれそうな感じがしてます。

炭鉱のカナリアが元気になってきてるならSP500やNASDAQ100も上昇を続けてくれそうですね!

SP500

先週のSP500は1週間でみると+4.28%の上昇です。

移動平均線+αでは、3/10オシレーターで0より上でゴールデンクロスを組まれていて、強い買い基調を示しているので、日足チャートで示したフィボナッチで61.8%のラインを上抜けられたら週を通してプラスで、下抜けたままであれば週を通してマイナスとしていました。

今週も良い感じに展開を予想できているんじゃないでしょうか?
月・火曜日はフィボナッチの61.8%のラインを下回ってましたが、27日以降は上昇を続けてくれてうわ抜けしたことでプラスになってます。

一目均衡表では、上昇傾向にあるのでプラスになりそうですが、ひとまずは黄水平線と赤水平線でレンジ相場を形成しそうと予想しておきます。

こちらは日和った予想のため何とも言えない感じですねw
上昇傾向にあるからプラスと言えればよかったのですが、雲の上限を超えるほど勢いがあるかは予想できなかったので、反省です。
というか、レンジ相場じゃなくて雲の上限を超えるかどうかで予想をすればよかったですねw

NASDAQ100

続いて先週のNASDAQ100の動きですが、1週間で4.46%の上昇です。

移動平均線+αでは3/10オシレーターで0より上でゴールデンクロスを組まれていて、強い買い基調を示しているので、日足チャートで示したフィボナッチで78.6%のラインを上抜けられたら週を通してプラスで、下抜けたままであれば週を通してマイナスとしてました。

こちらも展開を良い感じに予想できてますね。
27日の上昇では一度は78.6%ラインに負けてますが28日以降の上昇でラインを上回ったことでプラスになってますね。

一目均衡表では、日足での黄色水平線と緑水平線の間でレンジ相場を形成しそうと予想してました。

こちらも日和った予想ですね。
もう少し雲の上限を超えたらなどで予想するようにしたいです。

米国債10年利回りについて

米国債10年利回りは現在2.654%で1週間で-3.56%の下落です。
2四半期連続でのGDPマイナス成長でテクニカルリセッションが確定したため、景気後退懸念からの米国債購入から大幅に金利が低下してますね。
とは言え、リセッションとなれば株も大幅下落するはずなので、10年債と2年債で順イールドに戻ったタイミングは要注意になりそうです。

SP500のイールドスプレッドについて(米国実質金利使用)

米国実質金利とSP500の株式益利回りのそれぞれ現在は以下のようになってます。

米国実質金利:0.12%
SP500株式益利回り:5.55%
そのため現在のSP500のイールドスプレッドは5.43%(5.55-(0.12))になります。
なので、現状だと100/5.43%=PER18.42倍ぐらいの価格が目安になるのかなと考えてます。

※直近のゴールドマン・サックス予想だとEPSが226ドルにみたいなので226ドルを使用します。

2022年末EPS予想が226ドルなので
株価に直すと226ドル×18.42倍=4162.92ドル

現在株価との乖離率は4162.92/4130.28=1.0079050330728185
でほぼプラスマイナスゼロなので、こっからどっちに触れるかで現状のセンチメントがわかりそうですね。

次回FOMCでの金利発表予想

現状の9月利上げ予想の状況ですが、少なくとも0.5%の利上げ予想が100%の状態です。
ただ個人的には中間選挙に向けて株価を上昇させたいと考えてるはずなので、0.25%の利上げにする予想です。

CMEのFedWatchツールから作成

来週の重要なイベント

8月1日:GDPナウ 最新値発表

現状、2022年の第3四半期の米国GDP成長率が2.1%と推定されています。
第2四半期では誤差0.3%ほどで精度の高い結果を出していますので、第3Qも要注目ですね。

8月1日:ISM製造業景況指数

この指数が50を上回っていたら景況感は強い、つまり、景気は拡大していると判断できます。
現状インフレ率が高い状況にあるので、高い数値の結果が出るものと予想されます。
ただ、この数値はコアCPIを12ヶ月先行するとするデータが有りますので、現状重要視されるインフレ率が低下するかがわかるので重要となっています。
また、インフレ率が下がりそうかも重要ですが、現在は景気後退に向かわないかも重要となっていますので、50を割り出すかがきになるところです。

前回数値は53.0です。

8月3日:OPEC+閣僚会議

9月の原油生産計画についてが発表されます。
ここで増産計画が発表されなかったら再びエネルギー価格が高騰してインフレ率が高くなってしまうので、要注目ですね。

関係筋によると現状維持の予定みたいなのですが、バイデン大統領が自らサウジアラビアに行って要請しているので、ここでちらっとでも増産計画がなされなかったら相当舐められてるなって感じですねw

8月5日:雇用統計

失業率の3ヵ月平均と過去1年間での最低水準の差が0.5ポイント以上なら、景気後退に入ったと判断する「サーム・ルーム」と呼ばれる手法に注目しているので、失業率には要注目です。

過去1年間での最低失業率:3.6%
5月失業率:3.6%
6月失業率:3.6%
今まで安定している失業率が上昇しているかは要注目となりそうです。

SP500

移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチリトレースメント+出来高+3/10オシレーター

今週もEMAの125、200日線を外して、3/10オシレーターを起用していこうと思います。
理由としては毎週の動向を確認してるだけなのに、長期の移動平均線は必要無いんじゃないかな?と思ったからです。
そのまえに、3/10オシレーターってなんだよ?って方は、プロトレーダーである鎌田さんの動画で詳しく解説されていますので、ご確認いただけたらと思います。
→プロトレーダー鎌田さんの3/10オシレーター解説動画

基本的にはMACDと同じで下記のようなシグナルで押し目か戻り売りかを判断します。
・シグナルラインが0を超えると買い基調
・シグナルラインが0より下でMACDラインが0より上の場合:戻り売りのシグナル(空売り準備)
・シグナルラインが0より上でMACDラインが0より下の場合:押し目買いのシグナル

それでは早速、来週の予想を建てるために直近の状況を見ていきましょう!
また、出来高も見れるように最初からSPXのかわりにSPYで確認してます。

色分けは以下参照
ボリンジャーバンド
青線:EMA(5)、σ1の上限、下限
紺色:σ2の上限、下限
移動平均線
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
緑線:EMA(75)
3/10オシレーター
青線:MACDライン
赤線:シグナルライン
固定VWAP
濃桃線:年初来からの固定VWAP
黄緑線:コロナ安値からの固定VWAP

TradingViewより作成:S&P500指数チャート1

直近の動きを見てみますと、27日から強い上昇を続けていて、29日に5月ブルトラップのネックラインである黄色水平線を上抜くことができました。

さらに、3/10オシレーターでは0より上でゴールデンクロスを組まれていてMACDラインも上向き、10日EMAと25日EMAでもゴールデンクロスが組まれている、ボリンジャーバンドも上限下限で上向きと強い買い基調を示していますね。

ただ、ボリンジャーバンドのミドルバンドである5日EMAからだいぶ乖離してしまいましたので月曜日は下落から入る可能性が高いと思います。

続いて、出来高に固定出来高プロファイル(VFPR)、固定VWAP(売買高加重平均価格)を表示した画像についてもテクニカル的に見ていきます。
今週も出来高などについては、週足で見ていこうと思います。

※出来高とVFPRについては書籍が見つからず、間違ったことばかりの内容を話してしまうかもですが、書籍がないなら少しでもチャートに触れていくことでしか分析の上達ができないのでご了承ください。
色分けは以下参照
VFPR
赤線:POC
固定VWAP
桃線:年初来からの売買高加重平均価格

TradingViewより作成:S&P500指数チャート2

週足での状況を見てみると、3/10オシレーターでゴールデンクロスを継続+MACDライン上向きでの0ライン超えとなっていますが、シグナルラインが0より下でMACDラインが0より上の場合は空売りの準備をしろというシグナルになりますので、一旦調整が入りそうです。

さらに黄色の円内を見ていただきたいのですが、5月のブルトラップ時に黄色水平線を割ってから大きく下落を起こしています。
なので、今回も黄色水平線を割ってしまう場合、一旦の調整ではなく本格的に窓を開けての大幅下落になる可能性があるので要注意ですね。

ローソク足のパターン的には一応長大陽線なので買圧力は強そうな気配です。

ということで、来週の予想としては3/10オシレーター、EMA、ボリンジャーバンド、ローソク足パターンと様々な観点から買い基調が出ているので、基本的には週を通してプラスと予想します。
ただ、5月のブルトラップであったように黄色水平線を割ってしまう場合は大幅下落になる可能性があるので、割ってしまった場合は週を通してマイナスとしておきます。

一目均衡表

続いて、一目均衡表で来週の相場を見てきたいと思います。

色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2
黄緑線:コロナショック安値からの固定VWAP

TradingViewより作成:S&P500指数チャート

直近の状況ですが、ローソク足が雲上に来たことで、三役好転を達成しています!
転換線や基準線も角度のきつい上向きなのでしばらくは上昇傾向にありそうです。
ただ、遅行線が雲の下限突破を試していて、これに負けないかが重要そうな感じです。

遅行線の株価連動的には来週は上げ・下げ・下げ・下げ・上げとなっています。
今週は5日中4日連動したので、来週も4日連動するとすると結構下げちゃうかもですね。

続いて、長期での状態を見るために週足でのチャートを見てきます。

TradingViewより作成:S&P500指数チャート(週足)

週足でのチャートでは、三役逆転は変わらずで、ローソク足が基準線に頭を抑えられてる状況です。
日足では三役好転になっているので、週足では基準線を超えてくれるのが望ましいですね。
ただ、週足遅行線的にはマイナス見込みで、現在は2週連続で連動中なので、来週も連動する考えると、5月ブルトラップ時に大幅下落を起こした黄色水平線を割らないかが重要になってきます。
このラインは日足だと雲の上限になるのでよくできてますよ本当に。


というわけで、来週の予想としては日足で雲の上限をローソク足が下抜けた場合は大幅下落が起きる可能性が高いので、週を通してマイナス。
耐えて雲の上限より上を推移できれば週を通してプラスとしておきます。

NASDAQ100

移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチリトレースメント+出来高+3/10オシレーター

こちらもSP500と同じく125、200EMAを外して3/10オシレーターを導入しています。
続いてNASDAQ100の状況を見ていきましょう。
例のごとく、NASDAQ100指数のかわりにQQQで確認してます。

色分けは以下参照
ボリンジャーバンド
青線:EMA(5)、σ1の上限、下限
紺色:σ2の上限、下限
移動平均線
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
緑線:EMA(100)
3/10オシレーター
青線:MACDライン
赤線:シグナルライン
固定VWAP
濃桃線:年初来からの固定VWAP
赤紫線:直近高値からの固定VWAP(21年11月22日)

TradingViewより作成:QQQチャート 1

直近の状況を見てみると、こちらも29日に青水平線(5月ブルトラップ時のダブルボトムネックライン)を上抜いています。
さらに3/10オシレーター0より上でゴールデンクロスを形成、10日EMAと25日EMAでのゴールデンクロス、ボリンジャーバンドでの上限下限上向きと使用指標全てで買いシグナルが出ています。

ただ、ボリンジャーバンドのミドルバンドである5日EMAから大きく乖離してしまっている上に、現状のローソク足の頭にはコロナ安値からのVWAPが控えているので月曜日は下落から始まりそうな雰囲気です。


続いてNASDAQ100でも出来高と固定出来高プロファイル(VFPR)、固定VWAP(売買高加重平均価格)を表示した画像についてもテクニカル的に見ていきます。
こちらも週足で見ていきます。

色分けは以下参照
VFPR
赤線:POC
固定VWAP
濃桃線:年初来からの固定VWAP
赤紫線:直近高値からの固定VWAP(21年11月22日)

TradingViewより作成:QQQチャート 2

週足での状況を見てみると、青色水平線(5月ブルトラップ時のダブルボトムネックライン)を上抜いていますが頭の上にコロナ安値VWAPのラインにVFPRのPOCラインがあるのでこのあたりを上抜けたらトレンド転換が起きてるんじゃないかな?と考えても良さそうです。

ただ、3/10オシレーターはではシグナルラインが0以下でMACDラインが0を超えているので空売り準備をしろとのシグナルが出ているため、一旦調整が起きそうです。

また、黄色の円内を見ていただきたいのですが、青色水平線(5月ブルトラップ時のダブルボトムネックライン)を割り出してから大幅下落をしています。
なので、今回もこのラインを割ってしまった場合は一旦の調整ではなく本格的に下落を起こしてしまいそうです。

ということで、来週の予想としては3/10オシレーター、EMA、ボリンジャーバンド、ローソク足で強い買いシグナルが出ているので基本的には週を通してプラスと予想します。
ただ、青色水平線(5月ブルトラップ時のダブルボトムネックライン)を割ってしまった場合は5月のときと同じく、大幅下落が起きる可能性が高いので、その時は週を通してマイナスとしておきます。

一目均衡表

一目均衡表を使ってNASDAQ100の来週の状況を見てきたいと思います。

色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2
黄緑線:コロナショック安値からの固定VWAP

TradingViewより作成:QQQチャート

直近の状況ですが、こちらもローソク足が雲上に来たことで、三役好転を達成しています!
転換線や基準線も角度のきつい上向きなのでしばらくは上昇傾向にありそうです。
ただ、ローソク足がコロナ安値からのVWAPに頭を抑えられているので、ここを突破できるかが重要そうな感じです。

遅行線の株価連動的には来週は上げ・下げ・下げ・上げ・下げとなっています。
今週は5日中4日連動したので、来週も4日連動するとすると結構下げちゃうかもですね。

続いて長期ではどうなっているかを確認していきたいと思います。

TradingViewより作成:QQQチャート(週足)

週足でのチャートでは、三役逆転は変わらずで、ローソク足がコロナ安値からのVWAPに頭を抑えられてる状況です。
日足では三役好転になっているので、週足ではコロナ安値からのVWAP、基準線を超えてくれるのが望ましいですね。
ただ、週足遅行線的にはマイナス見込みで、現在は2週連続で連動中なので、来週も連動する考えると、5月ブルトラップ時に大幅下落を起こした青色水平線を割らないかが重要になってきます。
このラインは日足の雲上限に近いのでヒゲは超えちゃったとしても実体が超えないかが重要になりそうです。


というわけで、来週の予想としてはコロナ安値からのVWAPに負けずに上抜くことができたら週を通してプラスで、負けて日足で雲上限をローソク足が下抜けた場合は大幅下落が起きる可能性が高いので、週を通してマイナスとしておきます。

今後の課題

・予想の記録をつけて相場観を養う
・エントリーのタイミングや決済のタイミングを見つけられるようになる
・色んなテクニカル指標を使って、高精度な予想を立てられるようになっていく

皆様のオススメのテクニカル指標がありましたら、教えていただけると嬉しいです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました