【テクニカル分析】来週の米国相場予想(1/3~)+22年通年の相場予想【SP500,NASDAQ100】

テクニカル分析
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ばーにゃい
ばーにゃい

こんにちは!
底辺エンジニアのばーにゃいです!

どうも、ばーにゃいです!
今回もテクニカル分析の勉強を兼ねて、来週のSP500やNASDAQ100の相場予想をしました!
また、2022年開けて一発目ということもありますので、22年通しての相場の予想もしてみたよ!

今回も移動平均線と一目均衡表を使用して来週と相場を予想してますので、使い方などに間違いがあったら指摘いただけると嬉しいです!

2022年の通しての米国相場予想

新年明けて一発目なので、今年の全体的な相場予想をしてみました!
ただ、ばーにゃいは投資初心者なので、色んな人が話してる来年の相場観をアノマリー観点として、自分なりにまとめました。

あと、アノマリーというのは理論的には説明ができないものの、よく当たる経験則のことを言うのですが、色んな人が話していることや記事などをまとめた内容になるので、ここでは、よく当たる経験則の事としてください。
(理論的に説明できてないって言うと、失礼になりますのでw)

また、長期でのテクニカル分析も一応載せておきます。

アノマリー的観点

色んな予想で共通していると思ったポイントがあります。
それは22年は21年ほどの株価成長はしないだろうと考えている点です。

21年のSP500は30%弱の成長をしていたので、そらそうだろって感じですが、中にはプラマイゼロと予想している人やマイナスになると考えている人もいるようです。
では、なぜそのように考えているのかを確認した所、大まかに下記のような点が挙げられると思います。

利上げ観測の加速
・大統領サイクルのアノマリー

・相場サイクルが業績相場から逆金融相場に移行している

それでは一つづつ説明をしていきたいと思います。

利上げ観測の加速

現在、米国を初め様々な国でインフレ圧力が高まっています。
なんと、米国では1982年以来の数値だそうで、このまま物価が高い状態が続くと国民の不満が高まってしまいます。

というのも、「インフレ率(消費者物価上昇率)」と「失業率」の絶対値を足した数値でミザリーインデックスと呼ばている経済指標があるのですが、これが現在11%を超えています。

一般的にこの指標は10%を超えてくると、スタグフレーションのリスクやその国の経済政策に対する国民の不満が高まると言われます。

失業率に関しては現在4.2%で徐々に改善されて行くとは思いますが、それでもインフレ率が高いままだと国民の不満が高まってしまいます。

そこで、FOMCはテーパリングを早めて、早期の利上げを示唆しました。
インフレ率を下げるためには政策金利を上げるしかないので仕方がないですが、縮小ペースを従来の2倍に加速させるのはあまりにも急な動きなので、市場がそれらを織り込む事ができないのではないかと考えている人が多いように見受けられます。
(しかも、噂では更に縮小ペースをあげて従来の4倍のなるんじゃないかとも話が出てます)

大統領選挙のアノマリー

これは某太郎さんが動画で出していたアノマリーなのですが、要約すると中間選挙がある年は株価のパフォーマンスが底打ちする傾向にあるというアノマリーです。

というのも、国民の人気を勝ち取るために、国民に痛みが伴う政策を任期の前半に後半は政権維持のために景気刺激策を実施する傾向にあるためです。

今年は中間選挙がある年なので、アノマリー通りに株価のパフォーマンスが動くと冴えないパフォーマンスになることが予想できますね。

相場サイクルが業績相場から逆金融相場に移行している

相場には4つのサイクルがあると言われています。
現在は金融緩和政策などによって、景気が回復し個別企業の業績拡大から株価が上昇する「業績相場」から、景気が拡大しすぎてインフレになることを抑制するための金融引締が行われる「逆金融相場」に移行していると見られています。

では、実際に数値として見たらどのようになると予測されているかを確認します。

引用:週間 米国株式展望より、S&P500指数構成企業の一株当たり利益(EPS)の推移

画像は「週間 米国株式展望」に掲載されていたS&P500指数構成企業の一株当たり利益(EPS)の推移になります。

この予想によると20年から21年ではEPSが約47%成長しています。
ですが、21年から22年を見てみると、EPSは8%ほどしか成長しないと予想されていました。
株価のパフォーマンス上昇にはEPSの成長も欠かせないですし、21年よりも株価のパフォーマンスが冴えないと予想されるのも仕方ないかもですねw

テクニカル分析観点

続いて通年を通しての相場予想をテクニカル分析でもやっていきたいと思います。
使用したのは週足での一目均衡表で、代表的な指数としてSP500のチャートを使用したいと思います。

TradingViewより作成:週足でのS&P500指数チャート

こうして週足でのチャートを見てみると、文句無しで上昇トレンドに見えますね。
ただ、遅行線は現在の株価に連動すると言われているので、8週後、つまりは3月の頭からは調整が入るかも知れません。

調整が入った場合は、徐々に遅行線と株価の間隔が狭くなりますので、ここで株価にタッチしてしまうとそこからトレンド転換、ないしはレンジ相場への移行が起こるかもしれません。

というわけで、3月頭からの動き次第で22年の相場は大きく変わってきそうです。

結論

いや、結局お前の結論はどうなんだよ?って怒られてしまいそうなので、一応載せておきます。
ばーにゃいの結論としては、通年で8%から12%の株価上昇(SP500)になると予想します。

理由は下記3点です。

・SP500は通年で8%ほどのEPS成長を見込んでいること
・GAFAMなどの大規模企業による自社株買いが22年も継続して行われると予想されていること
・テクニカル分析ではまだまだ上昇トレンドが継続しそうなこと

以上が通年でSP500が8%-12%上がると考えている理由です。
SP500の22年EPS成長率は約8%と21年の成長に比べたら大幅に減少していますが、GAFAMなどの大規模企業が自社株買いを行うことで、指数を押し上げてくれるんじゃないかなと考えています。
(SP500でGAFAMが占めてる割合は23%もあるしねw)

でも、ばーにゃいは投資初心者だから間違ってても怒らないでね?w
それでは、次の見出しから来週の予想に移りたいと思います!

先週の振り返り

移動平均線でのテクニカルではSP500,NASDAQ100両方とも上昇トレンドが続くと予想をしていました。
蓋を開けてみると、大きく上昇したのは27日のみで、以降はちょっとずつ下落していってますね。
これは一目均衡表ではうまく予想ができていました。

というわけで、ばーにゃいでは移動平均線を使ってうまく短期での相場予想をすることができないことがわかりましたので、改めて規則性などを確認し直しました。

SP500

移動平均線

先週の振り返りで現状の分析の仕方だと短期での相場予想がうまくできてないことがわかりましたので、改めて短期での規則性などを確認していきたいと思います。

色分けは以下参照
緑線:EMA(5)
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
紫線:EMA(75)
白線:EMA(125)

TradingViewより作成:S&P500指数チャート1

改めて動きを見てみると株価は、EMA(5)にそって動いてるように見えています。
(期間が短いので当たり前といえば当たり前ですが…)
また、株価がEMA(10)よりも上にある状態で、EMA(5)をブレイクするまで下落した場合はEMA(10)にタッチしてから反発するようです。
逆に株価がEMA(10)よりも下にある状態で、EMA(5)をブレイクするまで下落した場合は75日線や125日線にタッチするまで下落するように見えています。

なので、先週の23日時点で見ると、21日から急上昇してEMA(5)線と株価とで離れすぎているのがわかるので、株価も5日線に沿った動きをすると判断できてたかも知れません。

また、規則性などが大体つかめてきたので、直近の状況について確認していきたいとます。

TradingViewより作成:S&P500指数チャート 2

直近の状況を見てみると事前に確認した規則性どおりに株価はEMA(5)に沿った動きを見せています。
10日線や25日線はやや上向きにですが、5日線は真横にあるので、来週は良くてレンジ相場かなーと思います。

というのも、31日は最安値と終値が同値なので下げの勢いが強そうに見えるためです。
このまま5日線を割っていくかが分かれ目ですね。

一目均衡表

続いて、一目均衡表で来週の相場を見てきたいと思います。
先週の振り返り的には27日だけ上げて、その後は下落トレンドに移る可能性も見えているってのを予想できていたので、かなり嬉しいです。
引き続き、高精度な予想ができるように頑張っていきたいですね。

色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2

TradingViewより作成:S&P500指数チャート

直近の状況を見ていくと、27日で遅行線が綺麗にローソク足を上抜き、強い買シグナルの三役好転が成立しました。

ただ、遅行線は現在の株価と同期する動きがあるとのことで、先週は27日以降は下落トレンドに入るんじゃないかと予想していました。

それがピッタリはまって、27日の上昇以降は下げが入ってるのを確認できました。
というわけで、来週も26日前の動きが現在の株価と連動してくるとするなら、このまま下げが続くと考えます。

ただ、先行スパン2は上向きなので長期で見たらまだまだ上昇トレンドに見えます。
なので、雲にタッチしたらエントリーって感じにすると、良い感じに押し目になったりしないかなーw
これがうまく予想できてたら、エントリータイミングの予想ができてることになるので嬉しいです。

NASDAQ100

移動平均線

SP500と同じく、現状の分析の仕方だと短期での相場予想がうまくできてないことがわかりましたので、改めて短期での規則性などを確認していきたいと思います。
また、NASDAQ100指数のかわりにQQQで確認してます。

色分けは以下参照
緑線:EMA(5)
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
紫線:EMA(100)
白線:EMA(125)

TradingViewより作成:QQQチャート 1

NASDAQ100でもSP500のときと同じく、株価はEMA(5)にそって動いてるように見えています。
また、株価がEMA(10)よりも上にある状態で、EMA(5)をブレイクするまで下落した場合はEMA(10)にタッチしてから反発するようです。
逆に株価がEMA(10)よりも下にある状態で、EMA(5)をブレイクするまで下落した場合は100日線や125日線にタッチするまで下落するように見えています。

それでは規則性などが大体つかめてきたので、直近の状況について確認していきたいとます。

TradingViewより作成:QQQチャート 2

直近の状況を見てみると株価がEMA(10)より上の状態でEMA(5)を割り込んでいます。
事前に確認した規則性どおりで考えると、来週はEMA(10)にタッチするまで下落してその後反発することになると思います。

ただ、この規則性は明らかにデータ不足なので、結果がたのしみです。

一目均衡表

一目均衡表を使ってNASDAQ100の来週の状況を見てきたいと思います。

色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2

TradingViewより作成:QQQチャート

ローソク足は雲を上抜けしていますが、その他の線はワチャワチャしていて、どんどん間隔が狭まってきてますね。

様々な線の間隔が狭いということはレンジ相場にあることを意味しています。
この状態でも遅行線の現在株価に同期する動きが出てきた場合、雲を下抜けし下降トレンドになることも考えられますね。

ただ、先行スパン2は上向きなので長期で見たら上昇トレンドだし、直近の雲の間隔は分厚いので、来週は雲にタッチしてから反発するんじゃないかなーと思います。

今後の課題

今後の課題としては、引き続きエントリーのタイミングや決済のタイミングを見つけられるようになることです。

これからも、予想の記録をつけて相場観を養い、エントリーや決済のタイミングを掴めるようにしていきたいですね。

そのためには、別のテクニカル分析なども勉強していきたいと思っているので、オススメのテクニカル指標がありましたら、教えていただけると嬉しいです!

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