こんにちは!
底辺エンジニアのばーにゃいです!
どうも、ばーにゃいです!
今週はインフレやウクライナ問題があって最終的には結構下げてしまいましたね。
こんなときこそ勉強のために、来週のSP500やNASDAQ100の相場予想やっていきやす!
移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチ・リトレースメントと一目均衡表を使用して来週と相場を予想してますので、使い方などに間違いがあったら指摘いただけると嬉しいです!
先週の振り返り
ファンダメンタルズ的観点
10日に1月のCPI(消費者物価指数)が発表されました。
結果は市場予想を上回る7.5%で、40年ぶりの数値となりました。
一層のインフレ圧力が見られる結果となったので、市場は利上げ幅の拡大を予想し始め、スワップ市場での予想では3月の利上げは50bpになる確率が75%となりました。
利上げ幅が拡大されることを予想して長期金利は一日で4.9%も上昇したわけですが、11日の金曜日にロシアがウクライナを侵略することを決定したとの情報が流れたため、リスクオフの動きが始まり、株価は下落し原油や金、債券が買われだし、11日は長期金利が5.9%も下落したことで、とうとう米国債10年利回りと米国7年債利回りが逆転する自体となってしまいました。
上の画像は米国10債年利回りから米国7年債利回りを引いた値の画像となっています。
通常なら10債年利回りのほうが利率が高いのでマイナスにならないはずなんですよね…
ただ、10債年利回りと7年債利回りの逆転程度ではリセッションまでは至らないと予想されてるみたいですね。
とはいえ、ウクライナ問題が最悪のシナリオに進んだ場合、さらなるインフレに陥る可能性があります。
その場合は、毎回のFOMC毎に50bp上昇することもありえますね。
そうなると、ハイテク銘柄に多くの投資をしているばーにゃいは流石にきついので、NASDAQのショートやコモディティ銘柄の購入など、リスクヘッジを考えていかないとまずいかもしれないです。
SP500
先週のSP500は1週間でみると-1.82%の下げでした。
移動平均線+αではレンジ相場で、一目均衡表では、1週間でみたらマイナス予想としていました。
金曜日のウクライナ問題の情報により、株価は一気に下落したので、一概に言えないのですが、
CPIの発表まではレンジ相場で、発表後は下げの勢いが強かったので1週間で見たらマイナスとの予想も的中しそうな感じでしたので、テクニカル分析的には大枠は外してなかったのかなと言った感じです。
NASDAQ100
続いて先週のNASDAQ100の動きですが、1週間で-3.06%と大幅な下げでした。
移動平均線+αではレンジ相場で、一目均衡表では、1週間で見たらちょっとプラスと予想していました。
こちらも金曜日のウクライナ問題の情報により、株価は一気に下落したので、一概に言えないのですが、CPIの発表まではレンジ相場で、発表後は下げの勢いが強かったのですが、終盤はかなり戻していたので、翌日もこのまま戻す動きをしていたら、1週間で見たらちょっとプラスとの予想も的中しそうな感じでしたので、テクニカル分析的には大枠は外してなかったのかなと言った感じです。
米国債10年利回りについて
米国債10年利回りは現在1.915%で1週間で+0.78%の上昇です。
利上げ幅の拡大が予想されるなか、上昇率がそこまでですが、ウクライナ問題が出てくる前は2%を超えるシーンもあったので、油断はできないです。
SP500のイールドスプレッドについて(米国実質金利使用)
米国実質金利とSP500の株式益利回りのそれぞれ現在は以下のようになってます。
米国実質金利:-0.49%
SP500株式益利回り:4.99%
そのため現在のSP500のイールドスプレッドは5.48%(4.99-(-0.49))になります。
なので、現状だと100/5.48%=PER18.2149倍ぐらいの価格が目安になるのかなと考えてます。
2022年末EPS予想が223ドルなので
株価に直すと223ドル×18.2482倍=4069.3486ドル
あくまでもイールドスプレッドを元に考えたらちょっと割高なのかも?
来週の重要なイベント
2月15日:1月 卸売物価指数(PPI)
卸売物価指数もCPIと同じく、インフレ具合が分かる指標ですが、一般的にCPIよりも先行した値になるので、今後のインフレ圧力がどうなっていくかを見るのに重要ですね。
2月16日:1月 小売売上高
現状の高いCPIの状態で、小売売上高が悪くなっている場合は、明らかにスタグフレーションの兆候です。
前回の結果は市場予想を大幅に下回る結果でスタグフレーションの兆候が見えているので、今回も要チェックです。
2月17日:2月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数
この指数が0を上回っていると、ペンシルベニア州、ニュージャージー州、デラウェア州での製造業で景気が拡大していると判断できます。
ただ、これが0を下回っていた場合、少なくとも3州での製造業では景気後退が起きていると判断できます。
また、この指数は米国企業の景況感を示す指数、「ISM製造業景況指数」と相関性が高いと言われているので、米国全体で景気が良いのか注目ですね。
前回は予想を上回る結果でしたので、製造業には景況感は良い感じでした。
来週の米国債購入スケジュール
2月15日:32億2500万ドル
2月17日:16億2500万ドル
米国債購入のスケジュールについて詳細は、ニューヨーク連邦準備銀行ページをご覧ください。
SP500
移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチリトレースメント
先週はウクライナ問題があったので、テクニカル分析的には的中したかどうか微妙なところですが、大枠は外してなかったのかなと考えてます。
また、こんなときこそテクニカル分析がどの程度の信頼性があるのかを確かめることが出来ると思うので、めげずにやっていきます!
それでは、来週の予想を建てるために直近の状況を見ていきましょう!
色分けは以下参照
ボリンジャーバンド
青線:EMA(5)、σ1の上限、下限
紺色:σ2の上限、下限
移動平均線
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
緑線:EMA(75)
白線:EMA(125)
黒線:EMA(200)
直近の動きを見てみますと10日のCPI発表で下落、11日のウクライナ問題情報で更に下落しEMA200日線を割る勢いで下落しています。
ボリンジャーバンドもσ1の上限下限、ミドルバンドが下向きとなっているので、来週もバンドウォークしながら下落が続くことが予想されます。
すぐ下にある200日線で反発してくれると良いですが、勢いから見てもこのまま割ってしまいそうです。
そのため、フィボナッチリトレースメントで1.5%弱と3%弱、下落した先に反発可能性のあるラインがありますが、200日線を割ったことによる投資家心理の悪化も考慮すると、3%弱下落してからの反発になるのかなと予想しておきます。
一目均衡表
続いて、一目均衡表で来週の相場を見てきたいと思います。
色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2
直近の状況を見ていくと、転換線が基準線を若干ですが上抜いていて、三役逆転の状態からは一応抜け出してます。
ただ、トレンドが転換したわけではないので、まだまだ注意が必要そうですね。
遅行線の方を見ても、来週は下げ・上げ・上げ・下げ・下げとなっているのでレンジ相場になりそうです。
続いて、長期での状態に変化が無いかを見るために週足でのチャートを見てきます。
長期で見ると転換線が基準線と完全に重なってます。
また、遅行線が株価の下に入ってきてるので下落トレンドに移行しつつあるように見えます。
このまま週足でも遅行線が綺麗にXを描いて下抜けるとまずいですね。
遅行線の株価連動的には来週はプラスとなりそうなので、テクニカル分析的には日足ではレンジ相場、週足ではプラスに見えてるので、来週は若干のプラスになるのかなーと予想しておきます。
NASDAQ100
移動平均線
続いてNASDAQ100の状況を見ていきましょう。
例のごとく、NASDAQ100指数のかわりにQQQで確認してます。
色分けは以下参照
ボリンジャーバンド
青線:EMA(5)、σ1の上限、下限
紺色:σ2の上限、下限
移動平均線
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
緑線:EMA(100)
白線:EMA(125)
黒線:EMA(200)
直近の状況を見てみると10日のCPI発表で下落、11日のウクライナ問題情報で更に大幅下落しEMA200日線との乖離率がさらに広がってしまいましたね。
ボリンジャーバンドのσ1の上限下限、ミドルバンドが下向きとなっているので、来週もバンドウォークしながら下落が続くことが予想されます。
そのため少し下にフィボナッチリトレースメントで反発可能性のあるラインがありますが、その先の4%弱下落したラインで反発すると予想しておきます。
一目均衡表
一目均衡表を使ってNASDAQ100の来週の状況を見てきたいと思います。
色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2
直近の状況ですが、三役逆転の状態は変わらずで、基準線、転換線が下向きとなっていて、どこまでも下落するような状態に見えてます。
一応、遅行線の株価連動的には来週は上げ・上げ・下げ・下げ・上げとレンジ相場になりそうです。
続いて長期ではどうなっているかを確認していきたいと思います。
週足でのチャートを見てみると、遅行線が綺麗にローソク足を下抜き、転換線も基準線の下側にいたりとかなりヤバい状況です。
ただ、ローソク足自体は雲に反発してくれているので、以降も雲に反発しつつ下値を切り上げてくれるように見えてますね。
しかも、遅行線の株価連動的に見ても今後2週はプラスとなりそに見えるので、転換線は持ち直してくれるかもです。
てなわけで、テクニカル分析的には日足ではレンジ相場ですが、週足ではプラスに見えてるので、最終的にはちょいプラスで落ち着くのかなと予想しておきます。
今後の課題
・予想の記録をつけて相場観を養う
・エントリーのタイミングや決済のタイミングを見つけられるようになる
・色んなテクニカル指標を使って、高精度な予想を立てられるようになっていく
皆様のオススメのテクニカル指標がありましたら、教えていただけると嬉しいです!
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