こんにちは!
底辺エンジニアのばーにゃいです!
どうも、ばーにゃいです!
今週下落の激しい週でしたね…
こういうときこそ勉強のために、来週のSP500やNASDAQ100の相場予想やっていきやす!
移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチ・リトレースメント+出来高と一目均衡表を使用して来週と相場を予想してますので、使い方などに間違いがあったら指摘いただけると嬉しいです!
先週の振り返り
ファンダメンタルズ的観点
パウエル議長の会見ではあまりサプライズな内容はありませんでしたね。
ただ、毎会合にて利上げスピードを早める動きに傾いてるのは、市場には良くなさそうです。
現状5月の利上げ幅は0.5%で確定的な上に6月7月も利上げ幅が0.5%になるのではないかとの市場予想が高まっています。
利上げ幅を0.5%自体、過去の事例が少ないのに、連続で実施は未知の領域です。
こんなハイスピードな利上げしたら逆イールドが加速するだけで、市場は耐えられないんじゃないかなーと思っていたのですが、つい最近、逆ツイストオペという単語を知り、これを実施するならこのハイスピードな利上げも耐えられるのかな?と考えるようになりました。
逆ツイストオペというのはその名の通り、ツイストオペレーションの逆をすることで、長期債売り+短中期債買いを実施するということです。
逆ツイストオペをすることで、長期金利は上昇して短中期金利は下がるので、順イールドカーブを維持し、銀行の融資を活発化させることで現状の高インフレをうまく活用して良い方向に導くことができるような気がしてます。
ただ、これはあくまでも素人考えなので、逆ツイストオペのデメリットとかを知らないから言える発言なのかもしれませんが…
デメリットとしてはバランスシートを圧縮したいのに、短中期債買いしてるってところですかね?
んーでも、インフレ率が高い状態でも景気が良ければ、むしろ経済には良いはずなので、逆ツイストオペの実施はありだと思うんですよねー
というか、QTのことについて何も言及がなかったので、普通に逆ツイストオペを実施予定なんじゃないかなと思うんですけど、皆さんはどう思いますでしょうか?
長期債を積極的に売って、短中期債は購入して一旦経済が落ち着いたら再投資しないって決めておけば、バランスシートの圧縮もまあまあできるんじゃないかなーと思うのですが
SP500
先週のSP500は1週間でみると-2.68%と下落してしまいました。
移動平均線+αでは、ボリンジャーバンドとローソク足パターン的には下落スタートしそうで、今までサポートラインとして機能していたPOCを下回ってくるようであれば大幅下落なマイナスになると予想していました。
これはPOCラインを割った日に大幅下落が起きてますので予想できてると言いたいところですが、下落からスタートしそうってのが外れてるので微妙なところです。
まあ、終わりよければ全てよしということで、当ててるで良いかな。
一目均衡表では、日足遅行線的には後半上げ相場で、週足遅行線の株価連動的にはプラス、ローソク足のパターン的には、若干売りが優勢に見える状況なので、前半はマイナスだけど、最終的には上げてきていてプラスになるかもくらいの予想でした。
これはまるっきり逆の動きでしたね。
日足も週足も遅行線の動きが全く連動していません。
ですが、週足ローソク足のパターン的には、売りが優勢に見えるというのは当たっているので、やはりシグナル的には週足ローソク足が強そうですね。
また、今更ながらに気づいたのですが、遅行線の連動がなぜ起きないのかを考えていた所、現在株価での実質金利と遅行線のタイミングでの実質金利が大幅に乖離してるため、連動しないのでは?といった仮説が生まれました。
この仮説が正しいかはわからないですが、ひとまず、現在株価と遅行線(26日前)の実質金利の乖離率から連動するかどうかを判断指標に組み入れて見ようと思います。
NASDAQ100
続いて先週のNASDAQ100の動きですが、1週間で-3.85%の大幅下落です。
移動平均線+αでは下げスタートで2.6%までは下げが続きそうなのでマイナスと予想してました。
マイナス予想は当てられてますが、下げスタートってのが当てられてないのと予想よりも-1.2%下げてしまいましたったのがうーんって感じです。
NASDAQ100だとフィボナッチのラインを半分くらい過ぎないと下げ止まらないのを失念してました。
一目均衡表では、日足では週半ばから上げそうで、週足遅行線連動的にプラス、ローソク足のパターン的には売りが先行しそうにみえるので、週半ばまではマイナスだけど、後半から上げ相場になりそうなので、若干プラスになるかもくらいの予想してました。
こちらも日足、週足での遅行線がまったく連動せず、大外れでしたね。
現在株価と遅行線のタイミングでの実質金利の乖離率により連動しない説が正しい場合は、そら連動しないわなーって感じです。
ひとまずはローソク足は直近の動きにフォーカスしているので、かなり信頼性がありそうだなと感じました。
米国債10年利回りについて
米国債10年利回りは現在2.903%で1週間で+2.69%の上昇です。
高止まりが続いてますね。
SP500のイールドスプレッドについて(米国実質金利使用)
米国実質金利とSP500の株式益利回りのそれぞれ現在は以下のようになってます。
米国実質金利:-0.08%
SP500株式益利回り:5.17%
そのため現在のSP500のイールドスプレッドは5.25%(5.17-(-0.08))になります。
なので、現状だと100/5.25%=PER19.0476倍ぐらいの価格が目安になるのかなと考えてます。
※ゴールドマン・サックスが2022年末EPS予想を221ドルに引き下げたので221ドルを使用します。
2022年末EPS予想が221ドルなので
株価に直すと221ドル×19.0476倍=4209.5196ドル
そろそろ実質金利がプラス圏になりそうで草です。
ちなみに、現在株価との乖離率は4209.5196/4271.79=0.9854
なので、大体-1.5%程乖離してる感じですねー
前回は-2.5%ほどの乖離があったのが今回-1.5%になったので、徐々に+-0付近には来てますね。
ただ、PERも徐々に下がっているので、なんだかなぁといった感じです。
来週の重要なイベント
4月26日:GDPナウ 最新値発表
現状、2022年の第1四半期の米国GDP成長率が1.3%推定されています。
4月28日:四半期実質GDP(国内総生産)速報値
速報値なので変わっちゃうかもですが、要注目ですね。
個人的にはGDPナウとの乖離率も見たいところです。
4月29日:個人消費支出(PCEデフレーター)
インフレを加味した実質の消費支出を示す指標です。
FRBもインフレ状況を見るのに重要視してるので要チェックですね。
SP500
移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチリトレースメント+出来高
早速、来週の予想を建てるために直近の状況を見ていきましょう!
また、出来高も見れるように最初からSPXのかわりにSPYで確認してます。
色分けは以下参照
ボリンジャーバンド
青線:EMA(5)、σ1の上限、下限
紺色:σ2の上限、下限
移動平均線
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
緑線:EMA(75)
白線:EMA(125)
黒線:EMA(200)
固定VWAP
濃桃線:年初来からの固定VWAP
直近の動きを見てみますと、200日線を割り出してから大幅下落を初めています。
ボリンジャーバンド的にはσ1とミドルバンドが急角度な下向きなので、25日も下げからスタートしバンドウォークしながら下落を続けそうに見えますね。
また、ローソク足のパターン的にも、出来高を伴った大陰線になりますので、下げの勢いが強そうに見えます。
ただ、フィボナッチ・リトレースメント的には78.6%ラインがあり、ローソク足もそこを少し越えたあたりで反発を初めているようにも見えるので、判断が難しいところです。
続いて、出来高に固定出来高プロファイル(VFPR)、固定VWAP(売買高加重平均価格)を表示した画像についてもテクニカル的に見ていきます。
※出来高とVFPRについては書籍が見つからず、間違ったことばかりの内容を話してしまうかもですが、書籍がないなら少しでもチャートに触れていくことでしか分析の上達ができないのでご了承ください。
色分けは以下参照
VFPR
赤線:POC
固定VWAP
桃線:年初来からの売買高加重平均価格
直近の状況を見てみると、POCを割ってから大幅下落を初めています。
ここを割り出したら正直どこまで下がるのかわからないですね。
ということで、来週の予想としてはボリンジャーバンドとローソク足パターン的には下落スタートしそうで、今までサポートラインとして機能していたPOCも下回っているので、どこまで下がるかわからないような状況なため、大幅下落なマイナスになると予想しておきます。
ただ、フィボナッチが機能するようであれば、2.3%ほどの下落後に反発してくれるかもですね。
一目均衡表
続いて、一目均衡表で来週の相場を見てきたいと思います。
色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2
濃桃線:年初来からの固定VWAP
黄線 :週足遅行線からの固定VWAP
直近の状況を見ていくと、株価がローソク足を下回って、再び三役逆転が成立してしまいました。
転換線も下向きで良くないですね。
日足での遅行線の連動性は上げ・上げ・上げ・下げ・上げとなっていますが、26日前の実質金利は-0.71%から-0.55%の値でしたが、現在は-0.08%と大幅に乖離しています。
そのため、日足遅行線での連動は起こらないと予想します。
続いて、長期での状態を見るために週足でのチャートを見てきます。
長期で見ると、株価が雲入りしてしまいましたねー。
週足遅行線的にはプラスになりそうですが、実質金利が大幅に現在と乖離しているので、連動しないと予想ひます。
また、ローソク足のパターン的には、出来高をともなった流れ星となっているので売り方優勢でまだまだ下落が続きそうです。
来週の予想としては、日足・週足遅行線的は実質金利が大幅に現在と乖離しているので連動せず、ローソク足のパターン的には、売りが優勢に見える状況なので、大幅下落がありえると予想しておきます。
NASDAQ100
移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチリトレースメント+出来高
続いてNASDAQ100の状況を見ていきましょう。
例のごとく、NASDAQ100指数のかわりにQQQで確認してます。
色分けは以下参照
ボリンジャーバンド
青線:EMA(5)、σ1の上限、下限
紺色:σ2の上限、下限
移動平均線
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
緑線:EMA(100)
白線:EMA(125)
黒線:EMA(200)
固定VWAP
濃桃線:年初来からの固定VWAP
赤紫線:直近高値からの固定VWAP(21年11月22日)
直近の状況を見てみると、フィボナッチの61.8%ラインをレジスタンスにしてたのですが、そこを割ったら、怒涛の下げが続いてしまいましたね。
ボリンジャーバンド的にはσ1ミドルバンドが下向きなので、下げスタートしそうなのと、ローソク足のパターン的にも下げが優勢に見えてますので、フィボナッチの100%ラインまで下げちゃうかなー?といった感じです。
続いてNASDAQ100でも出来高と固定出来高プロファイル(VFPR)、固定VWAP(売買高加重平均価格)を表示した画像についてもテクニカル的に見ていきます。
色分けは以下参照
VFPR
赤線:POC
固定VWAP
濃桃線:年初来からの固定VWAP
赤紫線:直近高値からの固定VWAP(21年11月22日)
先週話したPOCに継ぐ出来高ラインの黄色線を越して下げてしまってるのがわかります。
正直、ここからさきはサポートラインになりそうなのがありませんので、どこまで下がるかわかりませんね。
ということで、来週の予想としては下げスタートでフィボナッチの100%ラインまで下げちゃうかなーと予想しておきます。
一目均衡表
一目均衡表を使ってNASDAQ100の来週の状況を見てきたいと思います。
色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2
濃桃線:年初来からの固定VWAP
赤紫線:直近高値からの固定VWAP(21年11月22日)
黒線 :週足遅行線からの固定VWAP
直近の状況ですが、こちらも株価が雲を割って三役逆転が成立しています。
また、ローソク足パターン的には、下落が続きそうに見えます。
遅行線の株価連動的には来週は上げ・下げ・上げ・下げ・上げとレンジ相場な様相ですが、こちらも遅行線時の実質金利と現在とでは大幅に乖離しているので、遅行線は連動しないと予想します。
続いて長期ではどうなっているかを確認していきたいと思います。
週足でのチャートでは、まだギリギリ踏みとどまってますが、株価が少しでも下落したら週足でも三役逆転が成立してしまう状況まで来ています。
また、ローソク足のパターン的には、出来高をともなった流れ星となっているので売りが優勢で、大幅下落も考えられる状況ですね。
来週の予想としては日足・週足遅行は連動せず、ローソク足のパターン的には売りが優勢なため三役逆転が成立し、大幅下落すると予想しておきます。
週足での三役逆転が成立するようであれば、自分もリスクヘッジとしてNASDAQ100のベアを買っていこうかなと思います。
今後の課題
・予想の記録をつけて相場観を養う
・エントリーのタイミングや決済のタイミングを見つけられるようになる
・色んなテクニカル指標を使って、高精度な予想を立てられるようになっていく
皆様のオススメのテクニカル指標がありましたら、教えていただけると嬉しいです!
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