【テクニカル分析】来週の米国相場予想(4/4~)【SP500,NASDAQ100】

テクニカル分析
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ばーにゃい
ばーにゃい

こんにちは!
底辺エンジニアのばーにゃいです!

どうも、ばーにゃいです!
今週はちょっと一服な市場でしたね!
てなわけで(?)、今週も勉強のために、来週のSP500やNASDAQ100の相場予想やっていきやす!

移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチ・リトレースメント+出来高と一目均衡表を使用して来週と相場を予想してますので、使い方などに間違いがあったら指摘いただけると嬉しいです!

先週の振り返り

ファンダメンタルズ的観点

28日週は色んな経済指標の発表があったのですが、あまりパッとしない結果でしたね。
インフレ状況は市場予想通りで変わらず高いし、個人消費はちょっと市場予想より落ち込んでるので、このまま来月の消費も落ちるとまずいかなといった印象です。

ただ、そんな事よりも重要なのが、とうとう米国10年債と米国2年債で逆転現象が起きていることですよ!
過去のデータ的には米国10年債と米国2年債で利回りが逆転したら約1-2年でリセッションが起きているんですよね。
※下画像の灰色の網掛け部分がリセッション期間

出典:FRED

ただ、FRBが重要視しているのはパウエル議長が言っていた、米国3ヶ月債と18ヶ月先米国3ヶ月債のイールドカーブや、研究機関などで使われてるらしい?米国10年債と米国3ヶ月債とのイールドカーブが重要視されるようなので、これらがまだまだ逆イールドになってないので、楽観視してる声もあります。

とはいえ、それらのイールドカーブも年内には逆イールドを発生させると思うので、23年の10月くらいに株価がピークをつけて、24年頭くらいにリセッション起きるんじゃないかなーと感じてます。

SP500

先週のSP500は1週間でみると+0.05%と若干ではありますが続伸

移動平均線+αでは、来週の予想としては28日は上昇からスタートして週半ばで一旦一服するけど、1.24%も下落せずにバンドウォークしながら上昇をすると予想していました。
結構、良い感じに当ててるんじゃないでしょうか?
ただ、全体的に言葉足らずでしたね。

週半ばで一旦一服するけどってのは、5日線に近づいていくことを意味してるので、乖離し過ぎたら戻すのにも、そら時間がかかるわけで、週半分は一服した感じになってしまいましたねw
あと、自分的には25日の値段から1.24%下落せずにってのを指してたのですが、勘違いさせてしまうような文章だったので気をつけたいところです。

収穫としては、やはり、出来高は株価に先行するってのは確からしいってことですねー


一目均衡表では、日足では下げの日が多そうですが、固定VWAP的に含み損の方が少なそうに見えているので日足遅行線は連動しなさそうで、週足遅行線の株価連動的にはプラスに見えているので来週はプラスと予想していました。

こちらも結構当たってるんじゃないですか?予想通り、日足遅行線は連動しなかったですし。
週足遅行線の株価連動はやはり再現性が高いので安心感ありますね。

NASDAQ100

続いて先週のNASDAQ100の動きですが、1週間で+0.70%の若干上昇と続伸

移動平均線+αでは来週の予想としてはスタートは上げるが5日線から乖離しすぎてるので、週半ばで一旦一服するけど、バンドウォークを続けながら上昇をすると予想してました。

こちらも大筋は当たってますが、言葉足らずでした。
一服は5日線に収束することを意味するので、大きく乖離し過ぎたら戻すのにも時間がかかってほとんど一服状態でしたね。
まあ、大筋と結果的にプラスってのが当たってるからセーフ。

一目均衡表では、日足では下げの日が多そうですが、年初来からの固定VWAP的に見てもあまり連動しなさそうで、週足では遅行線連動的にプラスに見えてるのでプラスと予想していました。

こちらも日足遅行線は連動しないが、週足遅行線の連動はするとの予想ができていますね。
日足遅行線が連動するかは固定VWAPがキーになってくるのかな?
今後も一緒に確認して正確性を上げていきたいですね。

米国債10年利回りについて

米国債10年利回りは現在2.386%で1週間で-3.75%の下落です。
今週は下げましたが、代わりに2年債の上昇が著しくて逆イールドなってしまいましたね

SP500のイールドスプレッドについて(米国実質金利使用)

米国実質金利とSP500の株式益利回りのそれぞれ現在は以下のようになってます。

米国実質金利:-0.41%
SP500株式益利回り:4.97%
そのため現在のSP500のイールドスプレッドは5.38%(4.97-(-0.41))になります。
なので、現状だと100/5.38%=PER18.5873倍ぐらいの価格が目安になるのかなと考えてます。

※ゴールドマン・サックスが2022年末EPS予想を221ドルに引き下げたので221ドルを使用します。

2022年末EPS予想が221ドルなので
株価に直すと221ドル×18.5873倍=4107.7933ドル

イールドスプレッドが着々と下がってきましたね。
これから3.5%くらいまで下がってくれると株価的には良いのかなーって感じです。

来週の重要なイベント

4月5日:3月 ISM非製造業景況指数(総合)

この指数が50を上回っていたら景況感は強い、つまり、景気は拡大していると判断できます。
現状インフレ率が高い状況にあるので、高い数値の結果が出るものと予想されます。
ただ、これが落ち着いてきたらインフレ率も下がってくるのかな?
前回数値は58.4です。

4月5日:GDPナウ 最新値発表

現状、2022年の第1四半期の米国GDP成長率が1.5%推定されています。
前回より上げてきましたね!

4月6日:米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

3月の議事要旨ではQTをどのように実施するかをヒント出してくれるかが重要ですね。
期限を迎えるものは再投資しないで圧縮するのか、それともアグレッシブに売却をして行くのか…
ただの思いつきなのですが、MBSは売却をしていきそうだなーって思ってます。
根拠もほぼ無いですが、住宅ローン金利があがってるから売りそう…みたいな?

SP500

移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチリトレースメント+出来高

早速、来週の予想を建てるために直近の状況を見ていきましょう!
また、出来高も見れるように最初からSPXのかわりにSPYで確認してます。

色分けは以下参照
ボリンジャーバンド
青線:EMA(5)、σ1の上限、下限
紺色:σ2の上限、下限
移動平均線
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
緑線:EMA(75)
白線:EMA(125)
黒線:EMA(200)
固定VWAP
濃桃線:年初来からの固定VWAP

TradingViewより作成:S&P500指数チャート1

直近の動きを見てみますと、5日線から乖離し過ぎた状態だったので30日から5日線に近づいていることがわかります。
ただ、1日で下げすぎちゃったので、5日線に近づこうと戻してるのがわかりますね。

ボリンジャーバンド的には横並びと行った感じで、方向性がいまいちわからない状況です。
ただ、ローソク足のパターン的には1日はハンマーの可能性が高いので、4日は上昇からスタートするのではないかと思います。

続いて、出来高に固定出来高プロファイル(VFPR)、固定VWAP(売買高加重平均価格)を表示した画像についてもテクニカル的に見ていきます。

※出来高とVFPRについては書籍が見つからず、間違ったことばかりの内容を話してしまうかもですが、書籍がないなら少しでもチャートに触れていくことでしか分析の上達ができないのでご了承ください。
色分けは以下参照
VFPR
赤線:POC
固定VWAP
桃線:年初来からの売買高加重平均価格

TradingViewより作成:S&P500指数チャート2

直近の状況を見てみると、年初来からの固定VWAPが若干上向きになってきているので、今後株価が上昇していきそうに見えています。

出来高も先週と比べれば増えてきているので良い兆候ではあるかなと思います。
ということで、来週の予想としては4日は上昇からスタートすると思うので、5日線の傾きに合わせて上昇をしていくと予想しておきます。
ただ、6日のFOMC議事要旨で、QTをめちゃくちゃなことするとか言ったら株価は下がっちゃうかもです。

一目均衡表

続いて、一目均衡表で来週の相場を見てきたいと思います。

色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2
濃桃線:年初来からの固定VWAP

TradingViewより作成:S&P500指数チャート

直近の状況を見ていくと、ローソク足が転換線に当たるくらい下落してしまってますね。
ただ、転換線は変わらず上向きだし、基準線も上向きになってきたのでかなり良い兆候です。

また、先週も話しましたが、現状このまま横に推移してくれるだけでも遅行線は雲抜け出来るので、
三役好転が見えてきて良い感じです!

日足での遅行線の連動性は上げ・下げ・上げ・下げ・上げとなっているので、レンジ相場になりそうですね。

続いて、長期での状態を見るために週足でのチャートを見てきます。

TradingViewより作成:S&P500指数チャート(週足)

長期で見ると、転換線が雲に当たって反発してくれて上向きになってくれているのがわかります。
出来高も増えてきているので、株価に先行すると考えるならこのまま上昇してくれそうだなといった感じです。

来週の予想としては、日足遅行線的にはレンジ相場になりそうで、週足遅行線の株価連動的にはプラスに見えているので来週はプラスとしておきます。

固定VWAP的には含み損少ないときには日足遅行線の下げ連動は少ないことはわかりましたが、レンジ相場の時はどうなるか楽しみですね。
というか、固定VWAPからも乖離し過ぎたら戻しとかあったりするのでしょうか?
基本的には固定VWAPよりも上に行けば含み益が増していくので、利益確定売りなどが活発になることも考えられますけど、どうなんでしょ?

直近1ヶ月以内からの安値から固定VWAPを引いて、株価が5%以上乖離したら下げが来るとかありそうだなーと思いました。
これから要検証ですかね。

NASDAQ100

移動平均線

続いてNASDAQ100の状況を見ていきましょう。
例のごとく、NASDAQ100指数のかわりにQQQで確認してます。

色分けは以下参照
ボリンジャーバンド
青線:EMA(5)、σ1の上限、下限
紺色:σ2の上限、下限
移動平均線
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
緑線:EMA(100)
白線:EMA(125)
黒線:EMA(200)
固定VWAP
濃桃線:年初来からの固定VWAP
赤紫線:直近高値からの固定VWAP(21年11月22日)

TradingViewより作成:QQQチャート 1

直近の状況を見てみると、5日線から乖離し過ぎてるので、3日かけて5日線に収束したのがわかります。
ただ、こちらもSP500と同じく、ボリンジャーバンドは横ばいで方向感がわかりません。
とは言え、ローソク足のパターン的にはハンマーを形成しているように見えるので、来週始めは上昇しそうに見えます。
画像には載せてませんが、3月の14日から29日までのフィボナッチリトレースメント的にも200日線と同じ位置に反発可能性のあるラインがあったので、4日は上昇しそうに見えてます。

4日から上昇してくれると、直近高値からの固定VWAPのラインを上抜いてくれるので、そこからはさらに上昇する可能性が高いです。

続いてNASDAQ100でも出来高と固定出来高プロファイル(VFPR)、固定VWAP(売買高加重平均価格)を表示した画像についてもテクニカル的に見ていきます。

色分けは以下参照
VFPR
赤線:POC
固定VWAP
濃桃線:年初来からの固定VWAP
赤紫線:直近高値からの固定VWAP(21年11月22日)

TradingViewより作成:QQQチャート 2

直近の状況を見てみると、株価が直近高値からの固定VWAPを割ってしまっています。
なので、ここがレジスタンスとなり、年初来からの固定VWAPと直近高値からの固定VWAPのレンジで行ったり来たりすることも考えられますね。
というのも、出来高が少なくなっているので、株価に先行することを考えると、来週はさらに下げる可能性があるからです。

ということで、来週の予想としてはスタートは上げてくれて、直近高値からの固定VWAPを上抜いたまま週が終わればプラス、週半ばで割ってくるようなことがあれば、マイナスで終わると予想しておきます。

一目均衡表

一目均衡表を使ってNASDAQ100の来週の状況を見てきたいと思います。

色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2
濃桃線:年初来からの固定VWAP
赤紫線:直近高値からの固定VWAP(21年11月22日)

TradingViewより作成:QQQチャート

直近の状況ですが、転換線が上向きになっていて、ローソク足も雲抜けをしてくれてるのがわかります。
ただ、遅行線が直近高値からの固定VWAPにぶつかって反落してるように見えてますね。

こうしてみると、遅行線も固定VWAPのラインでレジスタンスやサポートラインが効いているように見えるので面白いですね。
遅行線にも効いてくるとなると、しばらくは直近高値からと年初来からの固定VWAPの間を行ったり来たりすることが予想できます。
なので、遅行線が直近高値からの固定VWAPを上抜いてくれれば、上昇トレンドに向かうことが予想できますねー
また、出来高は平均より少ないですが、日足単位で見たときのローソク足が1日はハンマーで終わっているので、若干買い方優勢にも見えてますね
遅行線の株価連動的には来週は上げ・下げ・上げ・下げ・上げとレンジ相場になりそうです。

続いて長期ではどうなっているかを確認していきたいと思います。

TradingViewより作成:QQQチャート(週足)

週足でのチャートでは、直近高値からの固定VWAPがレジスタンスとなって、株価が押さえつけられているように見えてます。
また、週足でのローソク足パターン的が流れ星となっているようにみえます。
出来高が少ないので、そこまで強いシグナルではありませんが、市場が若干弱気なのかなといった印象です。

ひとまずは、直近高値からと年初来からの固定VWAPの間を株価が行ったり来たりすることが考えられるので、年初来からの固定VWAPが上向きになっていてくれないと、また株価が雲入りしそうなのが嫌ですね…

とは言え、転換線は上向きになっていているので、このまま直近高値からの固定VWAPを上抜いてくれるのを祈りますw

とりあえず、来週の予想としては日足ではレンジ相場で、週足では遅行線連動的にプラスに見えてるのでプラスと予想しておきます。

今後の課題

・予想の記録をつけて相場観を養う
・エントリーのタイミングや決済のタイミングを見つけられるようになる
・色んなテクニカル指標を使って、高精度な予想を立てられるようになっていく

皆様のオススメのテクニカル指標がありましたら、教えていただけると嬉しいです!

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