こんにちは!
底辺エンジニアのばーにゃいです!
どうも、ばーにゃいです!
今週もジェットコースターのような乱高下が続く週でしたね…
市場がどっちに傾か良くわからない状況ですが、こういうときこそ勉強のために、来週のSP500やNASDAQ100の相場予想やっていきやす!
移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチ・リトレースメント+出来高と一目均衡表を使用して来週と相場を予想してますので、使い方などに間違いがあったら指摘いただけると嬉しいです!
先週の振り返り
ファンダメンタルズ的観点
4日にパウエル議長の会見があり、FOMCの結果を発表しました。
結果としては5月の利上げは想定通りの0.5%が引き上がられることになります。
また、QTは6月から月475億ドルのペースで開始され、3か月後には最大950億ドルのペースで行うとのことです。
注目なのは、今後2回の会合で0.5%の利上げを想定しているとの発言です。
これは、5月、6月、7月で0.5%の利上げを行うということを暗に示しているので、史上初の利上げスピードになり、市場が耐えられるかどうか怪しいですね。
ただ、パウエル議長がとても上手いコミュニケーションを取っているなと感じた所は、0.75%の利上げは検討していないと発言したことです。
相次ぐ要人からのタカ派発言で市場は0.75%の利上げも織り込んでいた状況でしたが、0.75%の利上げを否定した発言により、米国債の(特に米国10年債と米国2年債)イールドカーブをスティープ化に持っていったのは凄いですね。(小並感)
とはいえ、0.75%の利上げ否定はインフレを制御出来ないのではとの考えから、債権売り、利回り上昇からの株価下落が起きてしまう可能性があるそうです。
これに加えて、ビックテックのガイダンスが良くない現状では、EPSの低下+PERの低下が起きるため、まだまだファンダメンタルズ的には先行き不安な状態にあると思います。
それに加えて、QTの効果が不透明な状態にあるとの発言は良くないなーと思いますね。
じゃあなんで実施するんだよって感じです。
一応やってみて、逆イールドが近くなったら逆ツイストオペしまーすって流れに持ってきたいのかな?
高インフレ+順イールドの状態を保てたら、経済的には良いものね
ただ、それならさっさと逆ツイストオペしたほうが良い気がするんだけど、だめなのかなぁ
うーん、どちらにしても現状は少しでも良いからショート入れないとかなーな感じです。
ただ、ばーにゃいはメチャクチャ面倒くさがりなので、リスクヘッジを何もしてない状態ですが、おそらく、まだまだ株価は下げそうに思えるので、ちょっと動かないとですかね…
ちなみに、FOMC後にメチャクチャ上昇したのはショート筋がFOMCええやん手仕舞いするかーとなったから見たいですね。
ただ、よくよく考えたら別に買い材料なこと言ってなくね?で金曜日は大幅下落。
てなわけで、これからのトレンドは金曜日と同じく、下落方向になるでしょうね。
SP500
先週のSP500は1週間でみると-0.16%と続落です。
移動平均線+αでは、株価が5日線から大幅に乖離しているので、2日は上げスタートしそう、ただ、ボリンジャーバンドとローソク足パターン的には下落の勢いが強いので、週通したらマイナスになると予想していました。
完全に予想通りですね。
ただ、FOMC後に大幅に上昇したとき予想外したか!?って内心焦ったのは内緒です。
一目均衡表では、日足・週足遅行線的は実質金利が大幅に現在と乖離しているので連動せず、ローソク足のパターン的には、売りが優勢に見える状況なので、NASDAQ100と同じく週足での三役逆転成立からの大幅下落がありえると予想していました。
日足の遅行線連動は最終日が窓を開けての寄り付きだったことを考えると完全に連動していました。
実質金利が大幅に乖離しているので、連動しないと思ったのですが、この仮説は間違いだったのんですかね…
ただ、ローソク足のパターン的には売りが優勢に見える状況で週足での三役逆転は成立しましたね。
というわけで、今週は大幅下落しませんでしたが、来週からはかなり厳しい状況になると思うので、ずれこんだだけかもです。
NASDAQ100
続いて先週のNASDAQ100の動きですが、1週間で-1.28%の続落です。
移動平均線+αでは上げスタートで始まりそうなものの、ローソク足のパターンやボリンジャーバンド的には下げが続きそうに見えるので、マイナスと予想していました。
こっちも予想が的中してますね。
一目均衡表では、日足・週足遅行は連動せず、ローソク足のパターン的には売りが優勢なため、まだまだ下落を続けてマイナスになると予想していました。
日足の遅行線連動は初日のみ外れたかと思ったのですが、よくよく見てみると、遅行線側では窓を開けての寄り付きだったので、実質は前日よりもプラスで終わってることを考えると、ちゃんと連動しているんですよねー
実質金利の乖離が連動しない理由じゃないのかなぁ…
まあとりあえずは、週を通してはローソク足のパターン的には売りが優勢なため、まだまだ下落を続けてマイナスになるとの予想が的中してるので、ヨシとしておきます。
米国債10年利回りについて
米国債10年利回りは現在3.136%で1週間で+6.70%の上昇です。
メチャクチャ金利が上がってきてますね。
SP500のイールドスプレッドについて(米国実質金利使用)
米国実質金利とSP500の株式益利回りのそれぞれ現在は以下のようになってます。
米国実質金利:0.27%
SP500株式益利回り:5.48%
そのため現在のSP500のイールドスプレッドは5.21%(5.48-(0.27))になります。
なので、現状だと100/5.21%=PER19.1938倍ぐらいの価格が目安になるのかなと考えてます。
※ゴールドマン・サックスが2022年末EPS予想を221ドルに引き下げたので221ドルを使用します。
2022年末EPS予想が221ドルなので
株価に直すと221ドル×19.1938倍=4241.83ドル
実質金利がプラス圏になってからもモリモリ上がりますね。
ただ、現在株価との乖離率は4241.83/4123.35=1.02873
なので、大体2.8%程乖離してる感じで、
前回はほぼ+-0でしたが、今回は上に行き過ぎてるので来週は更に株価が下がりそうだなーという印象です。
来週の重要なイベント
5月9日:GDPナウ 最新値発表
現状、2022年の第2四半期の米国GDP成長率が2.2%推定されています。
5月11日:4月 消費者物価指数(CPI)
インフレ率を確認するのに重要な指標です。
前回CPI数値は8.5%とかなりの高インフレでした。
FRBはインフレはピーク打ったと言っていますが、実際はどうなるか要注目です。
SP500
移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチリトレースメント+出来高
早速、来週の予想を建てるために直近の状況を見ていきましょう!
また、出来高も見れるように最初からSPXのかわりにSPYで確認してます。
色分けは以下参照
ボリンジャーバンド
青線:EMA(5)、σ1の上限、下限
紺色:σ2の上限、下限
移動平均線
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
緑線:EMA(75)
白線:EMA(125)
黒線:EMA(200)
固定VWAP
濃桃線:年初来からの固定VWAP
直近の動きを見てみますと、フィボナッチの100%ラインを目安に上がったり下がったりしてますね。
ボリンジャーバンド的にはσ1σ2とミドルバンドが下向きなので、下げは継続しそうにみえるのですが、5日線からは大幅に乖離しているので、今までの流れからすると9日は上昇から始まりそうです。
ローソク足のパターン的にも十字線なので、安値圏に起きた十字線ということで、これまでの売り方の勢いを買い方が止めたことになり、上昇への転換の示唆になりるのかなーと言った感じです。
続いて、出来高に固定出来高プロファイル(VFPR)、固定VWAP(売買高加重平均価格)を表示した画像についてもテクニカル的に見ていきます。
※出来高とVFPRについては書籍が見つからず、間違ったことばかりの内容を話してしまうかもですが、書籍がないなら少しでもチャートに触れていくことでしか分析の上達ができないのでご了承ください。
色分けは以下参照
VFPR
赤線:POC
固定VWAP
桃線:年初来からの売買高加重平均価格
直近の状況を見てみると、出来高が伴った乱高下が続いています。
状況としてはよくありませんが、出来高は株価に先行するとの言葉通りであれば、近いうちに株価の上昇も起きそうには思えます。
ということで、来週の予想としては株価が5日線から大幅に乖離しているので、9日は上げスタートしそう、また、ローソク足パターン的には上昇方向に転がったらしばらくはその勢いが続きそうなので、週通したらプラスになると予想します。
一目均衡表
続いて、一目均衡表で来週の相場を見てきたいと思います。
色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2
濃桃線:年初来からの固定VWAP
黄線 :週足遅行線からの固定VWAP
直近の状況を見ていくと、三役逆転は変わらずで転換線がローソク足を下回った状態になってしまいました。
正直、プラス要素が無いので、このままずっと下げ相場が続きそうに見えます。
日足での遅行線の連動性は下げ・上げ・下げ・下げ・上げとなっていますが、26日前の実質金利はおよそ-0.40%くらいであったので、現在の0.27%と大幅に乖離しています。
そのため、日足遅行線での連動は起こらないと予想します。
前回は大幅に乖離してても連動していたので、今回も連動したら実質金利の乖離は関係ないかもしれないですね。
続いて、長期での状態を見るために週足でのチャートを見てきます。
長期で見ると、三役逆転が成立してしまいました。
というわけで、このままずっと下げ相場が続きそうに見えますね。
週足遅行線的にはプラスの見込みですが、実質金利が大幅に現在と乖離しているので、連動しないと予想します。
ただ、ローソク足のパターン的には、安値圏での十字線になるので、上昇への転換示唆がある状態です。
出来高も徐々に増えているので、株価の先行として出来高が増えているなら、来週はプラスになるかもです。
来週の予想としては、日足・週足遅行線的は実質金利が大幅に現在と乖離しているので連動せず、ローソク足のパターン的には、上昇の転換を示唆しているように見える状況なので、週通したらプラスと予想しおきます。(結局それは週足遅行線連動してね?)
NASDAQ100
移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチリトレースメント+出来高
続いてNASDAQ100の状況を見ていきましょう。
例のごとく、NASDAQ100指数のかわりにQQQで確認してます。
色分けは以下参照
ボリンジャーバンド
青線:EMA(5)、σ1の上限、下限
紺色:σ2の上限、下限
移動平均線
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
緑線:EMA(100)
白線:EMA(125)
黒線:EMA(200)
固定VWAP
濃桃線:年初来からの固定VWAP
赤紫線:直近高値からの固定VWAP(21年11月22日)
直近の状況を見てみると、再度フィボナッチの100%ラインを目安に上がったり下がったりといった状況です。
ボリンジャーバンド的にはσ1σ2ミドルバンドが下向きなので、まだ下げそうな状態ですが、5日線からは乖離しているので9日は上昇スタートしそうです。
また、ローソク足のパターン的には十字線に近い形状をしていますが、どちらかと言えば下げが優勢に見えてますので、これからも下げが続きそうに見えてます。
続いてNASDAQ100でも出来高と固定出来高プロファイル(VFPR)、固定VWAP(売買高加重平均価格)を表示した画像についてもテクニカル的に見ていきます。
色分けは以下参照
VFPR
赤線:POC
固定VWAP
濃桃線:年初来からの固定VWAP
赤紫線:直近高値からの固定VWAP(21年11月22日)
直近の状況としてはPOCラインを上抜いてから再度割ってるので、このラインはそろそろ参考にならないかもしれません。
ただ、出来高をともなった乱高下が続いているので、出来高は株価の先行するとの言葉通りであれば、近いうちに上げ相場に転じてくれる可能性もありますね。
ということで、来週の予想としては上げスタートで始まりそうなものの、ローソク足のパターンやボリンジャーバンド的には下げが続きそうに見えるので、週通したらマイナスと予想します。
一目均衡表
一目均衡表を使ってNASDAQ100の来週の状況を見てきたいと思います。
色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2
濃桃線:年初来からの固定VWAP
赤紫線:直近高値からの固定VWAP(21年11月22日)
黒線 :週足遅行線からの固定VWAP
直近の状況ですが、三役逆転の上、基準線や転換線、遅行線がすべて下向きにあってどこまでも下落が続きそうに見えてます。
また、ローソク足パターン的には、十字線ぽいですね。
遅行線の株価連動的には来週は下げ・上げ・下げ・下げ・上げとレンジ相場な様相ですが、こちらも遅行線時の実質金利と現在とでは大幅に乖離しているので、遅行線は連動しないと予想します。
続いて長期ではどうなっているかを確認していきたいと思います。
週足でのチャートでは、三役逆転の上、遅行線も雲に入っていってしまっています。
また、ローソク足のパターン的には、出来高をともなった上影陰線のようにみえるので、来週もマイナスになりそうに見えます。
来週の予想としては日足・週足遅行は連動せず、ローソク足のパターン的には売りが優勢なため、週を通したらマイナスになると予想します。
今後の課題
・予想の記録をつけて相場観を養う
・エントリーのタイミングや決済のタイミングを見つけられるようになる
・色んなテクニカル指標を使って、高精度な予想を立てられるようになっていく
皆様のオススメのテクニカル指標がありましたら、教えていただけると嬉しいです!
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