【テクニカル分析】今週の振り返りと来週の米国相場予想(8/29~)【SP500,NASDAQ100】

テクニカル分析
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ばーにゃい
ばーにゃい

こんにちは!
底辺エンジニアのばーにゃいです!

どうも、ばーにゃいです!
今週はジャクソンホール会議のパウエル議長会見が予想以上のタカ派内容でしたね…
金曜日に続いて月曜日も下落してしまうのでしょうか…?

てなわけで、今週も勉強して正確な予想ができるように頑張っていこうと思います!
それでは来週のSP500やNASDAQ100の相場予想やっていきやす!

移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチ・リトレースメント+出来高+3/10オシレーターと一目均衡表を使用して来週と相場を予想してますので、使い方などに間違いがあったら指摘いただけると嬉しいです!

今週の振り返り

ファンダメンタルズ的観点

今週ばーにゃいが注目だと感じたトピックは下記の3つです。
・ジャクソンホール会議にてパウエル議長の景気後退しようがインフレを絶対56すという気概を示す
・多くの要人で政策金利目標を4%前後に上方修正が必要な状態である認識を示す。
・世界中で電気代高騰からの高インフレ状態で世界同時リセッション?欧州中央銀行(ECB)は75bp利上げを検討へ


それでは一つづつ、内容を確認していきましょう!

ジャクソンホール会議にてパウエル議長の景気後退しようがインフレを絶対56すという気概を示す。

まずは今月一番のビッグイベントのジャクソンホール会議にてパウエル議長が会見で話した内容についてです。
個人的に注目だったのは、『中央銀行のツールを強力に使用する必要がある。インフレ率低下をを2%に戻すために、意図的に十分な制限のある水準に政策を押し上げる必要がある』って部分ですね。

今まではインフレ率を2%代にしたいのか、2%にしたいのか曖昧でしたが、今回でインフレ率を2%以下にしたいってことがわかりましたね。
そのためには政策金利目標を上げる必要があるし、中央銀行のツールを強力に使用する必要があるってことなので、9月のFOMCでは政策金利目標の引き上げと、強力な利上げ=0.75%の利上げになると思われます。

そして重要なのが、今回はソフトランディングやリセッションって言葉が一回も出てこなかったんですよね。
だけど、明言はしてないですがリセッションについては、話されててるんですよね
それが『インフレ抑制のための不幸なコスト』ってやつです。

中立金利の引き上げと強力な利上げはインフレ低下をさせるだろうけど、今まで強かった雇用統計は、ほぼ間違いなく弱くなるし、家計や企業にもたらすけど、物価安定の回復失敗はそれより遥かに大きな痛みだから、インフレ抑制のための不幸なコストだから仕方ないねってことですわ

また、物価の安定をするには金融引き締めのスタンスを維持する必要があるってことで、そうそうには利下げに転じないという意志も感じられました。

多くの要人で政策金利目標の上方修正が必要な状態である認識を示す。

パウエル議長が会見する前から徐々に要人たちから政策金利の水準を4%くらいに引き上げる必要があると話させてました。
会見したあと指数が3%以上も下落してるので、事前にタカ派を織り込ませてないともっとパニックになってたでしょうねw

まあそんなことより重要なのは9月のFOMCで政策金利の目標をどの程度上げてくるのか目安が4%前後だとわかったことですね。

世界中で電気代高騰からの高インフレ状態で世界同時リセッション?欧州中央銀行(ECB)は75bp利上げを検討へ

最後のトッピクスは世界中で電気代が高騰している件についてです。
これは先週も話しましたが、現在ヨーロッパはロシアのエネルギーに依存していたため、電力価格がべらぼうに高くなっているんですよね。
ただ、電気代高騰はヨーロッパだけでなく、アメリカも深刻な状態にあるんですよね。

というわけで、ヨーロッパ圏はめちゃくちゃなインフレ率で年内にはリセッションになりそうなわけです。
そうなるとアメリカもつられてリセッションになりそうな気がしますね。

ばーにゃい式大底確認のテクニカル分析

既に大底のシグナルは出てましたが、状況に変わりないかテクニカル分析をチェックしていきたいと思います。

TradingViewより作成:S&P500指数チャートを使用してテクニカル分析

2週連続の陰線です。
とは言え、シグナル点灯からは安値更新などないので、きちんと大底を捉えてる状況が続いてます。
こうしてみると、50週SMAがレジスタンスになって下落しているように見えますね。

ジャクソンホール会議ではタカ派な会見と9月はQTも本格始動しますし、ショート勢も多くなってきているので大きくトレンドが崩れる可能性がありますので要注意です。

炭鉱のカナリア(HYG)のテクニカル分析

今週も調整局面・ベアマーケット時なので炭鉱のカナリアであるHYGのテクニカル分析もしていきたいと思います。
※MACDから3/10オシレーターに変更(MACDの期間を3:10:16にしたもの)

TradingViewより作成:HYGチャートを使用してテクニカル分析

HYGの状況を見てみると、金曜日の出来高を伴った長大陰線でEMAは10日線が25日線と75日線でデッドクロス、さらに3/10オシレーターでもデッドクロス状態の上、シグナルライン、MACDラインが0を割ってしまいました。
RSIも移動平均線がレジスタンスになっているように見えるので、来週はプラスになるビジョンが見えませんね。

ただ、若干下ヒゲが見えるので、フィボナッチの38.2%ラインで反発してくれたのかな?
そうなると来週月曜日はブラック・マンデーとならずに済みそうではありますが、まだまだどうなるかわからない状況です。
正直ファンダ面がめちゃくちゃ予想できないので月曜日にならないとわからないだろ!って感じですねw

SP500

先週のSP500は1週間でみると-3.99%の下落です。

移動平均線+αでは、色んな指標で買いシグナルが崩れているので、基本的には週を通してマイナスと予想、特に青水平線(6月高値)を下回るようなことがあれば大幅下落もありえるが、週足ベースでははらみ足となっているので、8日週の高値を超えることができたら週を通してプラスととしてとしてました。

これは予想通りでしたね。
青水平線(6月高値)を下回ってから大幅に下落を起こしてしまってます。

一目均衡表では、日足ローソク足が転換線を割らずに上昇を続けてくれれば週を通してプラスで、負けて下落してしまったら週を通してマイナスとしてました。

こちらも良い感じに予想できてますね。
月曜日から転換線割れを起こしていたので、木曜日まで頑張って転換線を越えようとしてましたが、金曜日のパウエル議長の会見で壊れちゃいましたw

NASDAQ100

続いて先週のNASDAQ100の動きですが、1週間で-4.78%の下落です。

移動平均線+αでは色んな指標で買いシグナルが崩れているので、基本的には週を通してマイナスと予想、逆にどうなったらプラスになるかですが、現状来週も金利が上昇を続けそうですので、正直無さそうに見えてる。
ワンちゃん、26日のパウエル議長の会見で超絶ハト派な内容が出てきたら週を通してプラスになるかなと予想してました。

これも良い感じに予想できてると思います。
正直下げすぎからの自律反発を除けば上昇するビジョンが見えなかったですもんねw
それにパウエル議長の会見で止めを刺されちゃいました。

一目均衡表では、ローソク足が週足基準線を割り込まずに上で推移できれば週を通してプラスで、負けてしまった場合は週を通してマイナスと予想してました。

これも良い感じに予想できてると思います。
月曜日から週足基準線を割ってしまっていて木曜日までなんとか反発しようとしてくれてるのが涙ぐましいですね。
それでも金曜日のパウエル議長会見で壊れちゃうんですけど

米国債10年利回りについて

米国債10年利回りは現在3.043%で1週間で+2.25%の上昇です。
9月の本格的なQTとジャクソンホール会議での政策金利引き上げ示唆により、金利上昇圧力がありました。
ただ、PMIのネガティブサプライズでリセッション懸念から金利下落圧力があって、どっちにころんだら良いかわからない状態でしたねw

SP500のイールドスプレッドについて(米国実質金利使用)

米国実質金利とSP500の株式益利回りのそれぞれ現在は以下のようになってます。

米国実質金利:0.47%
SP500株式益利回り:5.44%
そのため現在のSP500のイールドスプレッドは4.97%(5.44-(0.47))になります。
なので、現状だと100/5.02%=PER20.12倍ぐらいの価格が目安になるのかなと考えてます。

※直近のゴールドマン・サックス予想だとEPSが226ドルにみたいなので226ドルを使用します。

2022年末EPS予想が226ドルなので
株価に直すと226ドル×20.12倍=4547.12ドル

現在株価との乖離率は4547.12/4057.66=1.1206261737060277
で-12%程ですが、実質金利は上昇傾向ですし、実績PER的には22倍を超えているしジャクソンホール会議ではタカ派発言がエグかったのでどうなるかわからないですねー

次回FOMCでの金利発表予想

現状の9月利上げ予想の状況ですが、少なくとも0.5%の利上げ予想が100%の状態です。
今週はジャクソンホール会議でタカ派の発言があったので、0.75%の利上げ折込が61%まで上昇しています。
ジャクソンホール会議では強力なツールを使用するとのことなので、0.75%の利上げになると思います。

CMEのFedWatchツールから作成

来週の重要なイベント

9月1日:GDPナウ 最新値発表

現状、2022年の第3四半期の米国GDP成長率が1.6%と推定されています。
先週からは半ば下げてまた上げて来ました。
第2四半期では誤差0.3%ほどで精度の高い結果を出していますので、第3Qも要注目ですね。

9月1日:8月 ISM製造業景況指数

この指数が50を上回っていたら景況感は強い、つまり、景気は拡大していると判断できます。
現状インフレ率が高い状況にあるので、高い数値の結果が出るものと予想されます。
ただ、この数値はコアCPIを12ヶ月先行するとするデータが有りますので、現状重要視されるインフレ率が低下するかがわかるので重要となっています。
また、インフレ率が下がりそうかも重要ですが、現在は景気後退に向かわないかも重要となっていますので、50を割り出すかがきになるところです。

前回数値は52.8です。

9月2日:8月 雇用統計

失業率の3ヵ月平均と過去1年間での最低水準の差が0.5ポイント以上なら、景気後退に入ったと判断する「サーム・ルーム」と呼ばれる手法に注目しているので、失業率には要注目です。

過去1年間での最低失業率:3.5%
6月失業率:3.6%
7月失業率:3.5%
今まで安定している失業率が上昇しているかは要注目となりそうです。

SP500

移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチリトレースメント+出来高+3/10オシレーター

今週もEMAの125、200日線を外して、3/10オシレーターを起用していこうと思います。
理由としては毎週の動向を確認してるだけなのに、長期の移動平均線は必要無いんじゃないかな?と思ったからです。
そのまえに、3/10オシレーターってなんだよ?って方は、プロトレーダーである鎌田さんの動画で詳しく解説されていますので、ご確認いただけたらと思います。
→プロトレーダー鎌田さんの3/10オシレーター解説動画

基本的にはMACDと同じで下記のようなシグナルで押し目か戻り売りかを判断します。
・シグナルラインが0を超えると買い基調
・シグナルラインが0より下でMACDラインが0より上の場合:戻り売りのシグナル(空売り準備)
・シグナルラインが0より上でMACDラインが0より下の場合:押し目買いのシグナル

それでは早速、来週の予想を建てるために直近の状況を見ていきましょう!
また、出来高も見れるように最初からSPXのかわりにSPYで確認してます。

色分けは以下参照
ボリンジャーバンド
青線:EMA(5)、σ1の上限、下限
紺色:σ2の上限、下限
移動平均線
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
緑線:EMA(75)
3/10オシレーター
青線:MACDライン
赤線:シグナルライン
固定VWAP
黄緑線:コロナ安値からの固定VWAP

TradingViewより作成:S&P500指数チャート1

直近の動きを見てみますと、月曜日次点で青水平線(6月高値)を下回る事態となっていて、大幅下落になりそうな雰囲気は出てましたね。

23日のPMIがかなり悪かったので26日はハト派に転じるんじゃね?みたいな淡い期待があってか水木で結構もどしましたが、金曜日のパウエル議長会見で一気に相場は崩れました。
金曜日は出来高を伴った長大陰線ですし、黄水平線(5月ブルトラップ高値)を若干ですが割ってしまってます。

EMAの10日線と5日線ではデッドクロスを組んでいて、ボリンジャーバンドは上限下限下向き、3/10オシレーターでもデッドクロス状態の上、シグナルラインが下向きとなっていて、良くない状況です。

とは言え、EMAは10日線>25日線>75日線で一応ゴールデンクロスは維持してますし、ローソク足が5日線と大幅乖離+ボリンジャーバンドの-2σラインを実体抜けしているので、月曜日は上昇してくれる可能性がありそうです。
ただ、アノマリー的には月曜日も下落する可能性が高そうとのこと。

続いて、出来高に固定出来高プロファイル(VFPR)、固定VWAP(売買高加重平均価格)を表示した画像についてもテクニカル的に見ていきます。
今週も出来高などについては、週足で見ていこうと思います。

※出来高とVFPRについては書籍が見つからず、間違ったことばかりの内容を話してしまうかもですが、書籍がないなら少しでもチャートに触れていくことでしか分析の上達ができないのでご了承ください。
色分けは以下参照
VFPR
赤線:POC
固定VWAP
黄緑線:コロナ安値からの固定VWAP

TradingViewより作成:S&P500指数チャート2

週足での状況を見てみると、先週に引き続き3/10オシレーターでゴールデンクロスを継続はしていますがMACDラインが下向きとなっていて、さらに状態が悪くなってます。

ローソク足のパターン的に長大陰線で売り圧力が強そうに見えますが、出来高が少ないので2週まとめて見ても、やはり長大陰線なので売り圧力が強そうです。

ということで、来週の予想としては色んな指標で買いシグナルが崩れているので、基本的には週を通してマイナスとなりそうです、ひとまずは黄水平線(5月ブルトラップの高値)を割らずに推移してくれれば週を通してプラスと予想します。
逆にこのラインを割ってしまえば週を通してマイナスと予想します。

一目均衡表

続いて、一目均衡表で来週の相場を見てきたいと思います。

色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2
黄緑線:コロナショック安値からの固定VWAP

TradingViewより作成:S&P500指数チャート

直近の状況ですが、かろうじて三役好転は継続中です。
ただ、遅行線が雲内に入ってしまってますし、ローソク足が基準線を下回っていて良くない状況です。

現状の株価はちょうど黄水平線(5月ブルトラップ高値)付近にあって、ここで踏ん張れるかが重要そうです。
ここで踏ん張ることができれば、遅行線が雲外に出てくれるので少し上値は軽くなりそうです。
んーとは言え、出来高を伴った長大陰線なので怪しいですね。

今週も遅行線株価連動は4日連動となっています。
26日前との実質金利が近づいてるから連動を始めたかもです。
ただ、そうすると来週は週末に近づくに連れて現在の実質金利と乖離してしまうので、来週は連動は期待できないかもですね。
来週の遅行線株価連動は上げ・下げ・上げ・上げ・上げとなっています。


続いて、長期での状態を見るために週足でのチャートを見てきます。

TradingViewより作成:S&P500指数チャート(週足)

週足でのチャートでは、三役逆転は変わらずですが、基準線を下抜いてしまう状態になってますね。
ローソク足も出来高が少ないのを考えて2週まとめてみても長大陰線になるので売り圧力が強そうです。

週足遅行線的にはマイナス見込みです。
マイナス見込みの場合は純粋にマイナスとなる数が多い印象ですので、来週もマイナスになりそうな予感がしてます。

というわけで、来週の予想としては月曜日に下落から始まらなければ、まだ市場の迷いが続きそうな気がするので週足基準線と転換線でレンジ相場形成しそうです。
なので、黄水平線(5月ブルトラップ高値)よりも上で推移してくれれば、週を通してプラスで、負けて下落してしまったら週を通してマイナスとしておきます。

NASDAQ100

移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチリトレースメント+出来高+3/10オシレーター

こちらもSP500と同じく125、200EMAを外して3/10オシレーターを導入しています。
続いてNASDAQ100の状況を見ていきましょう。
例のごとく、NASDAQ100指数のかわりにQQQで確認してます。

色分けは以下参照
ボリンジャーバンド
青線:EMA(5)、σ1の上限、下限
紺色:σ2の上限、下限
移動平均線
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
緑線:EMA(100)
3/10オシレーター
青線:MACDライン
赤線:シグナルライン
固定VWAP
黄緑線:コロナ安値からの固定VWAP

TradingViewより作成:QQQチャート 1

直近の状況を見てみると、フィボナッチの50%ラインに負けてずるずると下落を続けています。
今週はコロナ安値のVWAPラインを基準に行ったり来たりをしてましたが、金曜日のパウエル議長会見で一気に壊れたことで、青水平線(5月ブルトラップ高値)を下抜けてしまいました。

日足ローソク足では長大陰線で売り圧力が強そうで、EMAは5日線と10日線がデッドクロス、ボリンジャーバンドは上限下限が下向き、22日に3/10オシレーター的にもデッドクロス状態でMACDラインが0ラインを割っているため、空売りを準備しろとのサインが出てましたね。

とは言え、EMAは10日線>25日線>75日線で一応ゴールデンクロスは維持してますし、ローソク足が5日線と大幅乖離+ボリンジャーバンドの-2σラインを実体抜けしているので、月曜日は上昇してくれる可能性がありそうです。
ただ、アノマリー的には月曜日も下落する可能性が高そうとのこと。

続いてNASDAQ100でも出来高と固定出来高プロファイル(VFPR)、固定VWAP(売買高加重平均価格)を表示した画像についてもテクニカル的に見ていきます。
こちらも週足で見ていきます。

色分けは以下参照
VFPR
赤線:POC
固定VWAP
黄緑線:コロナ安値からの固定VWAP

TradingViewより作成:QQQチャート 2

週足での状況を見てみると、月曜日にPOCを下抜いていて週初めから大幅下落しそうな雰囲気でしたね。
結果は長大陰線が出来上がって売り圧力が強そうに見えます。
ただ微妙に出来高が少ないので、2週まとめて見るとやはり長大陰線でしたので、売り圧力が強そうです。

また、3/10オシレーターではゴールデンクロス継続はしていますが、シグナルラインが0以下でMACDラインが0を超えているので空売り準備をしろとのシグナルが出ているため、現在は調整中だろうなって感じですね。

ということで、来週の予想としては色んな指標で買いシグナルが崩れているので、基本的には週を通してマイナスと予想します。
逆にどうなったらプラスになるかですが、1日のISM製造業指数でネガティブサプライズがあったりしたら、景気後退懸念から金利が下がるので上昇してくれるかもしれないです。
なので、青水平線(5月ブルトラップの高値)を超えてくれるようであれば、週を通してプラスと予想します。

一目均衡表

一目均衡表を使ってNASDAQ100の来週の状況を見てきたいと思います。

色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2
黄緑線:コロナショック安値からの固定VWAP

TradingViewより作成:QQQチャート

直近の状況ですが、ギリギリ三役好転は継続していますが、ローソク足が基準線と青水平線(5月ブルトラップ高値)を下抜いていているので、さらに状況が悪くなってます。
それに出来高を伴った長大陰線なので、かなり売り圧力が強い状況なんですよね。
一応遅行線がローソク足にぶつかるところで反発してくれる可能性があるかなーって感じです。

遅行線の株価連動的には来週は下げ・上げ・上げ・上げ・下げとなっています。
今週は5日中3日連動したので、来週も3日連動期待したいところですが、来週はかなり実質金利の乖離が起きる予定なんですよね…


続いて長期ではどうなっているかを確認していきたいと思います。

TradingViewより作成:QQQチャート(週足)

週足でのチャートでは、三役逆転状態の上、ローソク足が基準線を下抜いていてしまいました。
また、ローソク足のパターン的には2週まとめて見てみると長大陰線なので、かなり売り圧力が強そうです。

週足遅行線的にはマイナス見込みで、マイナス見込みの場合は素直にマイナスになる印象ですので、来週もマイナスになりそうな予感です。

というわけで、来週の予想としては月曜日に下落から始まらなければ、まだ市場の迷いが続きそうな気がするので、その場合は青水平線(5月ブルトラップ高値)と週足転換線でレンジ相場を形成しそうです。
なので、青水平線(5月ブルトラップ高値)りも上で推移してくれれば、週を通してプラスで、負けて下落してしまったら週を通してマイナスとしておきます。

今後の課題

・予想の記録をつけて相場観を養う
・エントリーのタイミングや決済のタイミングを見つけられるようになる
・色んなテクニカル指標を使って、高精度な予想を立てられるようになっていく

皆様のオススメのテクニカル指標がありましたら、教えていただけると嬉しいです!

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