【テクニカル分析】来週の米国相場予想(2/7~)【SP500,NASDAQ100】

テクニカル分析
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ばーにゃい
ばーにゃい

こんにちは!
底辺エンジニアのばーにゃいです!

どうも、ばーにゃいです!
今週はFBの決算ミス日に大きく下げがありましたが、週間で見たらプラスで良かったですね!
これからも勉強のために、来週のSP500やNASDAQ100の相場予想やっていきやす!

移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチ・リトレースメントと一目均衡表を使用して来週と相場を予想してますので、使い方などに間違いがあったら指摘いただけると嬉しいです!

先週の振り返り

ファンダメンタルズ的観点

1月のISM製造業とISM非製造業の景況感が発表されました。
どちらもほぼ市場予想通りではありましたが、細かく項目ごとの内容を見ていくと、物流にサプライチェーンの停滞が見られ、入荷遅延が悪化しています。
さらに、インフレ圧力も再び上昇してきているので、この状態のまま景況感がさがると良くないように思えます。

ただ、1月の雇用統計は市場予想を大幅に上回る結果となっていたので、景気は悪化してはなさそうですね。
しかしながら、雇用統計が良い結果ということは、3月の利上げはほぼ確定的で、ばーにゃい的には0.5bps上がるんじゃないかなとも思います。

なぜなら、FRBの使命は「雇用の最大化」と「物価の安定」の2つなので、残るはインフレの抑制を考えていくことが重要だからですね。

しかも、平均時給の前年同月比が+5.7%でめちゃくちゃ賃金インフレが始まってるので、癖になると言われてる賃金インフレを抑えに行くためにも強めに利上げをしてくるんじゃないかなと考えてるわけです。

SP500

先週のSP500は1週間でみると+1.55%の上げでした。
株価を引き上げていた大企業のMetaの決算がミスした日は2.5%弱も下がったので、このままずるずると下がるかと思いましたが、他の大企業テックが支えてくれて助かりましたw


移動平均線+αでの予想では、ボリンジャーバンドの上限と下限は上向きになり、200日線も上抜きしてることから、バンドウォークしつつ上昇する可能性もあるかな、ひとまず来週はプラスの1週間になると思いますと予想していました。

後から結果を見直してみると、Meta決算ミス日以外はバンドウォークしながらの上昇をピタリと当てていて良い感じでしたね。

次に一目均衡表ですが、遅行線と株価の連動を考えると31日から2日は上昇傾向を継続するように見えていて、その後はヨコヨコであまり大きな値動きはしなさそうですが、テクニカル分析的には来週はプラスで終わりそうと予想していました。

ドンピシャで当ててましたね。遅行線が株価に連動する力凄すぎます。
Metaの決算がミスってなかった場合はどうなってたのか気になるレベルです。

NASDAQ100

続いて先週のNASDAQ100の動きですが、1週間で+1.77%と良い感じでした!

移動平均線+αではボリンジャーバンドの上限と下限は上向きにあるので、翌週自体はプラスで始まりそうなので、テクニカル分析的にはひとまず来週はプラスで終わりそうと予想していました。

プラスから始まることをちゃんと当てれてますね。
NASDAQ100の方はボラティリティが高いので、週終わりまでプラスで終わってくれるか予想がしづらいですが、ちゃんとこれも当てれててよかったです。

続いて、一目均衡表ですが、遅行線的に週頭と2日めは上昇を続けてくれそうに見えてるということと、、週足での遅行線的に見てもちょいプラスくらいで終わりそうなので、ひとまずプラスの1週間になると予想してました。

2日目までは上昇というのはピタリと当てていてビックリですね。
遅行線の動き最強すぎます。

米国債10年利回りについて

米国債10年利回りは現在1.912%で1週間で+7.84%と大幅に上昇してます。
というのも、BOE(英国中央銀行)で利上げとQT(資産売却)の決定、ECB(欧州中央銀行)では年内の利上げの検討を初めているので、世界各国で金利上昇の動きが出てるからですね。

なので、今後も株から債券の動きが増えていきそうです。

SP500のイールドスプレッドについて(米国実質金利使用)

米国実質金利とSP500の株式益利回りのそれぞれ現在は以下のようになってます。

米国実質金利:-0.50%
SP500株式益利回り:4.99%
そのため現在のSP500のイールドスプレッドは5.49%(4.99-(-0.50))になります。
なので、現状だと100/5.49%=PER18.2149倍ぐらいの価格が目安になるのかなと考えてます。
2022年末EPS予想が223ドルなので
株価に直すと223ドル×18.2149倍=4061.9227ドル

あくまでもイールドスプレッドを元に考えたらちょっと割高なのかも?

来週の重要なイベント

2月10日:1月 消費者物価指数(CPI)

前回CPI数値は7.0%+失業率が4.0%でしたのでだったので、悲観指数的には11を超えていてダメな水準です。
これが長期で続くと国民の不満が爆発しかねないので、早めにインフレを抑えたいところですね。

来週の米国債購入スケジュール

2月8日:18億2500万ドル
2月10日:32億2500万ドル

米国債購入のスケジュールについて詳細は、ニューヨーク連邦準備銀行ページをご覧ください。

SP500

移動平均線+ボリンジャーバンド+フィボナッチリトレースメント

先週はボリンジャーバンドのバンドウォークする読みが的確に当たって、とても嬉しいですねw
てなわけで、今週からもっとボリンジャーバンドについて活用していこうかなと思ったので、偏差2(σ2)の動きも合わせて表示して行きたいと思います。

それでは、来週の予想を建てるために直近の状況を見ていきましょう!

色分けは以下参照
ボリンジャーバンド
青線:EMA(5)、σ1の上限、下限
紺色:σ2の上限、下限
移動平均線
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
緑線:EMA(75)
白線:EMA(125)
黒線:EMA(200)

TradingViewより作成:S&P500指数チャート1

直近の動きを見てみますと2日のフィボナッチ・リトレースメントで反落の可能性があるラインで綺麗に反落してることがわかります。

ということは、Metaの決算がミスしたことで3日は大きく下げましたが、特に材料がなかったとしてもテクニカル分析的には下がる可能性があったと言うことですね。

続いてボリンジャーバンドに目を向けてみると、バンドが搾られてスクイーズ状態になっていることがわかります。
スクイーズはエクスパンションの前兆であることが多いそうなので、翌週以降ではエクスパンションした方向でトレンドが形成されるかなと考えてます。

ただ、上限は下向きで下限は上向き、ミドルバンドは水平となっているので、来週のテクニカル分析的にはレンジ相場が続くと予想しておきます。

一目均衡表

続いて、一目均衡表で来週の相場を見てきたいと思います。

色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2

TradingViewより作成:S&P500指数チャート

直近の状況を見ていくと、先週と同じく三役逆転の状態は変わらずですが、転換線が急上昇して上向きになってくれてるので、ちょっとだけ回復の兆しが見えてます。

ただ、遅行線と株価の連動を考えると来週は上がったり下がったりのレンジ相場に見えます。

続いて、長期での状態に変化が無いかを見るために週足でのチャートを見てきます。

TradingViewより作成:S&P500指数チャート(週足)

長期で見ると転換線が基準線と完全に重なってますね。
また、遅行線が株価に連動することを考えると来週は下げになりそうです。

てなわけで、テクニカル分析的には日足ではレンジ相場、週足ではマイナスに見えてるので、来週は若干の下げになるのかなーと予想しておきます。

NASDAQ100

移動平均線

SP500と同じく、こちらもボリンジャーバンドにσ2を追加で組み合わせて見ていきましょう。
例のごとく、NASDAQ100指数のかわりにQQQで確認してます。

色分けは以下参照
ボリンジャーバンド
青線:EMA(5)、σ1の上限、下限
紺色:σ2の上限、下限
移動平均線
赤線:EMA(10)
黄線:EMA(25)
緑線:EMA(100)
白線:EMA(125)
黒線:EMA(200)

TradingViewより作成:QQQチャート 1

直近の状況を見てみると2日でフィボナッチ・リトレースメントの抵抗線が効き、反落してしまったいます。

また、SP500と同じくNASDAQ100もボリンジャーバンドのバンドが搾られてスクイーズ状態になっていることがわかります。
スクイーズはエクスパンションの前兆であることが多いそうなので、翌週以降ではエクスパンションした方向でトレンドが形成されるかなと考えてます。

ただ、上限は下向きで下限は上向き、ミドルバンドは水平となっているので、来週のテクニカル分析的にはレンジ相場が続くと予想しておきます。

一目均衡表

一目均衡表を使ってNASDAQ100の来週の状況を見てきたいと思います。

色分けは以下参照
赤線:基準線
青線:転換線
緑線:遅行線
薄緑線:先行スパン1
薄桃線:先行スパン2

TradingViewより作成:QQQチャート

直近の状況ですが、こちらもSP500と同じで三役逆転の状態は変わらずですが、転換線が上向きになってるので、少しだけ回復の兆しが見えてます。
ただ、来週は遅行線的には下落しそうです。

一応、長期で見るとどうなっているかを確認していきたいと思います。

TradingViewより作成:QQQチャート(週足)

週足でのチャートを見てみると、転換線が基準線を割ってはいますが、遅行線が上向き+遅行線の株価に連動的に今後3週間は上げてくれそうに見えます。

てなわけで、テクニカル分析的には日足では下げ、週足ではちょいプラスに見えてるので、ボラティリティが非常に高い一週間だけど、最終的にはちょいプラスで落ち着くのかなと予想しておきます。

今後の課題

・予想の記録をつけて相場観を養う
・エントリーのタイミングや決済のタイミングを見つけられるようになる
・色んなテクニカル指標を使って、高精度な予想を立てられるようになっていく

皆様のオススメのテクニカル指標がありましたら、教えていただけると嬉しいです!

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